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パパ・ママに嬉しいお知らせ?

10月7日の日経新聞に「シッター補助」についての記事がありました。

地方自治体が手がけるベビーシッター代などの助成措置について、厚生労働省と財務省は非課税にすることを検討する。

これは実現したら嬉しいニュース!

と、思いましたが前提情報をお伝えしないと、どういう意味か分からないかと思いますので、簡単な情報共有をさせて頂きます。

東京都では1時間150円でシッターさんを活用可能

東京都では、0~2歳の子が待機児童となったときなどに都が認定したシッター事業者を税込み1時間150円で利用可能にしています。事業者が1時間2400円を上限に決めた利用料と自己負担分の差額(最大2250円)が助成されます。

この記事に書かれてる通り、シッターさんを雇いますと大体2000円/Hかかります。

7時間お願いすると14000円。
結構な金額がかかります。

とまぁ高額な為、本来であれば保育園に入園させたいところですが保育園に入れない。

これが問題になってます。

そこで!さっきのシッター代補助の話に戻るわけですね。

2000円かかるところを150円で利用可能に!ゴートゥーキャンペーン以上の割引率の凄い制度なんです。

150円で利用可能なんだけど・・・

ところが、このすごい施策。全然認知されてません。何それ?って人が世の中に大変多いです。

待機児童は問題になってるとはいえ国民全体からみたら母数が少ないというのも原因のひとつでしょうけど、ある問題があるんです。

税金がかかる

実は先程紹介した記事にはこんな続きが書いてあります。

この助成金は雑所得とされ所得税などがかかります。1~12月の助成額が給与以外の他の所得と合わせ20万円以上になると確定申告が、20万円未満でも住民税の申告が必要になります。都の試算例では、年収600万円の人が上限の月220時間利用すると1カ月あたりの税額は11万300円も増えることになります。

結果だけいうと150円/Hではなく、650円/Hぐらい掛かる計算になります。

それでも2000円に比べたら安いんですが、常用するとなると金額負担が重い。

そもそも、この助成金が使えるのは待機児童を抱えたご家庭ですから、使うなら長時間使いたいという人達。

しかし長時間使うと負担額が大きい。
結果的に選択肢から外されてしまうと言う訳です。

今後の展望

それが今後もしかしたら非課税になるかもしれない。そうしたら150円/Hで利用できる。

となると、選択肢として浮上してくる訳です。

これってどうなんだろう?

とはいえ、この施策。待機児童対策として果たして良いのかどうか?

私は若干疑問です。

シッターさんのイメージって家に訪問してお子さんを見るわけで、つまり子供が1人なら1対1となります。

保育所の保育士1人に対する児童の数は3~6人なので、シッターさんがリーチできる人数は大分少ない。

それなら対象者を多くみれる保育士さんの待遇改善をしてあげて欲しいなーと思いました。

とにかく、私もパパなので、子育てしやすい環境が整ってくれることを願うばかりです。

#日経新聞 #日経COMEMO #育児 #シッター #助成金

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