自分の「何故」を知るメリット。知ることで他者寛容に。
本日は社会福祉士の勉強の一環で、演習を行ってきましたので、そこで得た気づきの一部をアウトプットします!
これが、とてもとても面白くて、役に立ったので、皆とやりたいなー!と思ってます。
「原因論」と「目的論」
いきなりですが、あなたはアドラーという名前を聞いたことはありますか?
アドラーとは「嫌われる勇気」という本で一躍有名になった心理学者です
本書の中では、フロイトやユングが提唱した原因論(過去の出来事が今に影響を与えている)という説は否定され、「目的論」(あなたの目的を達成する為に、その行動をとっている)が提唱されていました。
しかし、今回の演習で行ったのは、その「原因論」についてです。
過去の出来事が、今の状態にどのような影響を与えているか内省してみようというものでした。
過去が現在に与える影響
結論からいうと、がっつり過去が今に影響を与えてる事が確認できました。
自分でも、「まさか、ここまで…!?」と驚愕の自己発見です。
演習内容
まず、自分は……〇〇です。
というのを出来る限り書き出します。
それは、身体的特徴(色黒、強面、撫で肩)でも良いですし、客観的事実(東京に住んでいる)でも良し。
考え方や特徴(頑固者、話好き)でも、何でも良いです。
とにかく、私は何者か?に対する答えをひたすら書きます。
30個くらいは欲しいですね。
書いたあと、それは誰にでも話せる内容か?親しい人になら話せる内容か?はたまた、誰にも話せない、話したくない内容か?
分けます。
話せる内容はいくつあるのか?
話せない内容はいくつあるのか?
この割合や、書いた内容が肯定的な内容が多いのか、否定的な内容が多いのかもポイントですね。
他の人の回答傾向は見てませんが、自己開示度にも現れると思います。
さて、書いた中で「誰にも話したくない、話せない」に該当した内容。
それは、何故でしょうか?
ここをさらに深堀していくのが演習の肝になりますが、それは実際に演習を行う中で明らかにしたいと思います。
自分の「何故」を知るメリット
この演習がどのような効果があるのかを最後に説明します。
ソーシャルワーカーに限らず、人は人とコミュニケーションを取ります。
その中で、どうしても理解できない・何故か分からないといった事も多々出てきます。
この時に、自身の思考の癖といいますか、何故、自分はそのような事を思うのか、その背景を知っていると、他者にも寛容になれます。
曰く、私がこう思い、こう考えるのは、私がこういう人生を歩んできたからだ。
そして、この人がこう思い、こう考えるのは、この人がこういう人生を歩んできたからと理解できるようになるのです。
本日の演習は、また仲間内でもやりたい内容でした。
有意義な時間をありがとうございます。
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