東京アートポイント計画、2023年度実施プロジェクトをご紹介!
東京アートポイント計画は、社会に対して新たな価値観や創造的な活動を生み出すための拠点となる「アートポイント」をつくる事業です。
東京都・アーツカウンシル東京・NPOとの共催で行っています。
当たり前を問い直す、課題を見つける、異なる分野をつなぐ
そういったアートの特性をいかし、実験的なアートプロジェクトを通して、個人が豊かに生きていくための関係や、創造的な活動が生まれる仕組みづくりに取り組んでいます。
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今年度もさまざまな地域・さまざまなテーマで8つのアートプロジェクトを展開します。
今回は、2023年度に実施する事業ラインアップのご紹介です。
HAPPY TURN/神津島
場所:神津島村
共催:一般社団法人シマクラス神津島
島をめぐる「幸せなターン」を見つける
豊かな自然、神話や独特な風習が残る神津島村を舞台に、人々が島での暮らしに愛着をもち、自分ごととして島にかかわる土壌を育むプロジェクト。新たな価値観との出会いや発見によって、自分自身でつかむ変化のきっかけを「幸せなターン」と捉え、これからの生き方のヒントを探ります。もともと島に住む人だけではなく、移住者や観光客、島を離れて暮らす人ともつながりながら、それぞれの考え方や文化を学び合う場をひらいています。
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ファンタジア!ファンタジア! ―生き方がかたちになったまち―
場所:墨田区
共催:一般社団法人藝と
「当たり前」を解きほぐし、創造力を育む
「墨東エリア」と呼ばれる墨田区北東部は、2000年代初頭の住民主導のアートプロジェクトをきっかけに、現在も多くのアーティストが暮らす地域。そこを舞台に、地域の人々がアーティストや研究者との出会いを通じて、豊かに生きるための創造力を育む「学びの場」を生み出す試みです。他者との対話で生まれる気づきを通して、自分自身の想像の幅を広げ続け、自分のなかの常識や「当たり前」を解きほぐす小さな実験をしかけています。
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Artist Collective Fuchu [ACF]
場所:府中市
共催:特定非営利活動法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ
「誰もが表現できるまち」を目指して
郊外にある府中市に暮らす職種も年齢も多様なメンバーが集まり、身近なところにある「表現」を通して「だれもが表現できるまち」を目指すプロジェクト。異なる視点に触れ、互いの違いを尊重し、自由で活発な表現ができる土壌づくりを行っています。行政や企業、市民などさまざまな役割をもった人たちと連携し、プロジェクトを実施しています。
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多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting
場所:多摩地域
共催:特定非営利活動法人アートフル・アクション
一人ひとりが自分の暮らす足元を見つめ直す
多摩地域の文化的、歴史的特性を踏まえ、その「地勢」を探ることを通して、一人ひとりが自分の暮らす足元を見つめ直すプロジェクト。2011年〜2020年度に東京アートポイント計画と共催したNPO法人アートフル・アクションがその経験とネットワークを生かし、多摩地域における創造的な中間支援のあり方を模索しながら、教育機関や児童養護施設など多様な団体と協働し、さまざまなプログラムを行っています。また、今日的な社会課題に向き合うためにネットワークの基盤づくりを進めています。
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ACKT(アクト/アートセンタークニタチ)
場所:国立市
共催:国立市、公益財団法人くにたち文化・スポーツ振興財団、一般社団法人ACKT
まちを舞台に編まれる芸術と文化
国立市文化芸術推進基本計画が掲げる「文化と芸術が香るまちくにたち」の実現に向け、行政と市民、市内外の人々が交流し、新たなまちの価値を生み出していくプロジェクト。アートやデザインの視点を取り入れた拠点づくりやプログラムを通じて、国立市や多摩地域にある潜在的な社会課題にアプローチしています。
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KINOミーティング
場所:都内各所
共催:一般社団法人パンタナル
異なる「ルーツ」と出会い、協働の場をつくる
海外に(も)ルーツをもつ人々とともに、都内のさまざまなエリアで映像制作を中心としたワークショップを行うプロジェクト。背景の異なる人々との出会いや対話を軸とした映像制作を通して、東京の「まち」や自身や他者への「ルーツ」について新たな視点を獲得する機会をつくり出しています。また、コミュニティの形成や参加者が主体的にかかわれるプログラムの研究・開発も目指しています。
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カロクリサイクル
場所:江東区ほか
共催:一般社団法人NOOK
禍録(カロク)を通して、災後のつながりをつくる
被災を経験した土地に蓄積されてきた記録物(禍録)や、防災やレジリエンスにかかわる知識や表現の技術、課題等を広く共有するプロジェクト。災間期をともに生き、次なる災禍に備え、災後も活用できるネットワークの形成を目指しています。
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めとてラボ
場所:都内各所
共催:一般社団法人ooo
誰もが「わたし」を起点にできる共創の場を
視覚言語(日本の手話)で話すろう者・難聴者・CODA(ろう者の親をもつ聴者)が主体となり、異なる身体性や感覚世界をもつ人々とともに、自らの感覚や言語を起点にしてコミュニケーションを創発する場をつくるプロジェクト。手話を通じて育まれてきた文化を見つめ直し、それらを巡る視点や言葉をたどりながら、多様な背景をもつ人々が、それぞれの文化の異なりを認め合った上でどのようにコミュニケーションを交わしていくのか、そのあり方を研究・開発しています。
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