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第44回:賛否両論!? 芥川賞受賞作『彼岸花が咲く島』は“政治的”な作品なのか

『貝に続く場所にて』とのダブル受賞で芥川賞を獲得した『彼岸花が咲く島』。作者のTwitterでの過去の投稿が何かと論われがちな本作について、ここでは作品と作者を切り分け、小説としての完成度、そして、その魅力について話し合う。

◇放送内で出てきたキーワード

神話/民俗/ノロとユタ/少年向けファンタジー/ケン・リュウ/国粋主義/植民地での国語教育/イデオロギッシュ/筒井康隆/作者の内面空間/文体/違和/日本語が相対化されて破壊される/思考実験/アニメっぽい/ご都合主義/パターンナリズムとしての長老という役割/形式的なキャラクター/出自/少年漫画/恋慕の巧みさ/性に縛られていない/入れ墨/針突/カーゴカルト/弥勒神信仰/彼岸と此岸/クレオール/対立構造が開かれる/ちゃんと大ノロが死んでくれたから…/ポリコレ/

◇配信後記

各人が収録後に思い出した「言い忘れ」「気づき」をこちらにまとめています。公開次第追記。

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