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第43回:芥川賞受賞作『貝に続く場所にて』の魅力は何なのか

デビュー小説『貝に続く場所にて』が芥川賞を受賞。コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う……そんなあらすじで紹介される本作の魅力はいったいどんなところにあるのか。記者・ライター・編集者の3人が読み、話す。

◇放送内で出てきたキーワード

重たい/冷めた視点/一文に込められた要素/あらすじを読んだだけで…/違和感に対しての描写の解像度の高さ/密度/リアリティの持たせ方/分析でありながら綺麗に飾られている/伝える役割/静か/熱感がない/枠を通して見る/テーマと文体の合致/時間的な距離/空間的な距離/遠近法/消失点/打ちのめされたい/コスパ/藤本タツキ/ルックバック/死/美術的読み解き/罪悪感/レイヤー/聖人/共苦の範囲を重層的に広げていく/岩波ホールで映画を観終わったあと/ストーリー・メッセージ・キャラクター

◇配信後記

各人が収録後に思い出した「言い忘れ」「気づき」をこちらにまとめています。公開次第追記。



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