「ミニマリスト」に感じてしまう“気持ち悪さ”の正体
いくら新鮮であろうと、一定の浸透をみた後で理論が魅力を失うことは、古来繰り返されてきた。それだけに、俺は常にブームなるものに、どちらかというと冷ややかな目線を向けている。爆発的なミニマリストブームが起こったときも、自分には関係のないことだと思っていたし(近藤麻理恵の二番煎じに思っていたし)、ブームが落ち着き、メディアで「ミニマリスト」という文字を目にする機会が減った頃には、「さもありなん」と感じていた。
ミニマリズムは一時のブームにすぎず、ブームに踊らされたミニマリスト