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本気で日本一を目指せる仲間がここにいる【Recruit Blog 2023 #3】 LB#20 劉勇毅

僕がWARRIORSに入ったのに、これといった理由は特にありませんでした。そもそも、運動部に入るなら中高6年間続けたバレーボールをやろうと思っていたし、サークルに入ってゆるゆると大学生活を楽しむ心づもりだって十分にありました。それでも、気づいたらWARRIORSの一員になっていたのです。もちろん、本気で日本一を目指せる環境に少しの魅力を感じたのは間違いないのですが、結局は無限に続く勧誘を断りきれずに、「合わなかったらすぐに辞めればいいや」という軽い気持ちで入部したことがWARRIORSでの日々の始まりでした。

正直初めの頃は日本一なんて言われてもまるで実感は湧かず、でも同期に負けるのはなんだか癪だなと思って、その気持ちだけをモチベーションに練習をしていました。もちろん練習は嫌いではなかったし、チームの仲間と会うのも楽しかったのですが、そこまで本気でアメフトに取り組んでいたかと言われれば、そうではなかったと思います。

そんな僕を変えたのは、忘れもしない2022年シーズン開幕戦、東京ドームで行われた中央大学戦でした。名門中央大学に対して1歩も引かず、残り19秒で見事に逆転を決めた先輩方の姿に鳥肌が立ちました。強豪相手の勝利に涙を流して喜ぶ先輩の姿を見て、自分もいつかあの輪の中に加わりたい、そう強く思ったのを今でも覚えています。それと同時に、このチームなら本気で日本一を目指すことができるんだということを心の底から実感しました。その日をきっかけに、身体作りや練習を必死に行うようになり、気づけば、できないことができるようになる毎日の練習がとても楽しみなものに変わっていました。もちろん競技を続ける中で辛いことも、苦しいこともたくさんあります。それでも今は、日本一という目標に向かって小さな努力を積み重ねる日々に大きな充実感を抱いています。

東大に入学した皆さんの前に広がる無数の選択肢にランク付けをしたら、大多数の人にとってきっとWARRIORSに入るなんて選択肢は優先順位の下の下に位置しているのだと思います。去年の僕にとってもそうでした。入部を思いとどまるのに足るネガティブな理由なんて両手でも数え切れないほどあるでしょう。それでも、少しでもWARRIORSに興味があるなら、怖がらずに挑戦してみて欲しいです。大層な理由も、熱意も、目標も、初めは無くてもいいと思います。どんなに些細なきっかけでも、WARRIORSに入ったのなら、そこには必ず、どんな自分も受け止めてくれる仲間がいます。

そして、そんな仲間と一緒に過ごして行く内に、気づけばアメフトそのものにのめり込んでいる自分がいるはずです。心震える挑戦の舞台はすぐそこにあります。一生に一度の本気の挑戦を、WARRIORSでしてみませんか。
皆さんと一緒にフットボールをプレーできる日が来ることを心待ちにしています。
(2年 LB#20 劉 勇毅)

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