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どうしたら写真が上手くなるか

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

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今日は、写真家/YouTuberの西田航さんと、映画プロデューサーの石井朋彦さんの対談で見えてしたことをお話ししたいと思います。

YouTube @WataruNishida 『写真上達の近道が石井朋彦さんとの対談で見えてきた!』

長い対談ですので、写真上達に関係する主なコメントを抜き出してみましょう。

・どうやったら写真が上手くなるのか
  構図、カメラの性能、色味、光ではない
  その人がたくさん撮ることで立ち上がってくる欲望の正体。これは、数をこなすことであらわになってくる

・誰の中にも本来ある
  上手く撮らなきゃ、画角、レンズ、構図というものにとらわらすぎていて、本来自分が撮りたいものを忘れている
  いい写真を撮りたい人は、一旦テクニック全部捨てて、自分が撮ってて脳から汁が出るものを取り続ける

・どれだけ自身の欲望に忠実になれるか
  普通の人は、その欲望に気づけない
  可処分時間が足りないし、日常を過ごしてしまう故に、自身と向き合う時間がない

・自己対話、向き合う
・大好きなものを撮り続ける

・テクニックを凌駕する写真が上手くなる最大のテクニックは、好きなものを撮ることだ

・フォトウォークのすすめ
  写真が上手くなる
  撮るものに困らない
  取りたいものを撮って人に見てもらえる喜び
  欲望に忠実に撮りたいものだけを撮る

YouTube @WataruNishida 『写真上達の近道が石井朋彦さんとの対談で見えてきた!』


ここから何を感じるでしょうか。

写真上達の方法論としては、技術的なことは一旦置いておけというと。

そして、自分の欲望に気づけ、その欲望に従って撮れということ。

至ってシンプルなことばかりです。

しかし、多くの人が「カメラ」や「写真」に囚われすぎていて、「自分の欲望」に向き合えていないことがわかります。

極論かもしれませんが、「撮りたいものがない」という状況だとしたら、しばらくカメラを脇に置いた方が良いのかもしれません。

何を撮りたいのか? 

撮影:Tokyo Street PIX.  @渋谷
撮影:Tokyo Street PIX.  @有楽町

必要なことは、カメラのことでもなく、レンズのことでもなく、写真と被写体への強い想いだけかもしれません。

自身の欲望と向き合うために必要なことは、カメラや写真のことをひとまず忘れて、“何をしたいのか“、“何をしている時が楽しいのか“という、生きる上での基本的な「生きる喜び」のような感情と向き合うことではないでしょうか。

そこから導き出された欲望に忠実になることで、必然的に写真を撮ることが増え、写真の上達に繋がるような気がします。

このプロセスを経ることで、必要となるテクニック、またはカメラ・レンズなどの機材が明確化され、結果的に時間的にも経済的にも近道なような気がします。

私の写真集『写欲2』でも、同じことを書いていました。

(略) “なぜストリートスナップを撮りたい“と思ったのかということです。ここを徹底的に考えることです。ここで明確な理由がない場合は、残念ながらストリートスナップではない他の撮影スタイルに移行したほうが幸せだと思います。
 その理由が明確になれば、次は、その撮りたいと思う気持ちの強さを、自分に問いかけてみてください。その欲求が、それほどでもないと思う場合は、繰り返しになりますが残念ながらストリートスナップではない撮影スタイルに移行したほうが幸せだと思います。

TOKYO STREET PIX 『写欲2』

もし、写真の上達に何か引っ掛かるものを感じているのなら、自分と向き合うことが大切なのではないかと思う今日この頃です。

またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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