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写真のセンスを向上させるコツは1つだけ
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
今日は、写真のセンスについて、お話ししたいと思います。
とても曖昧で抽象的で、正解があるものでもありませんので、写真を撮る時のヒントや、作品作りで役に立てれば嬉しいです。
そもそもセンスとはなんでしょうか?
日本語訳すると、「感覚」や「直感」となりますが、写真で“センスが良い" と言うと、例えば、見たこともない構図だったり、光の取り込み、色の配置・バランスなどが素晴らしかったりすることなどを言います。
では、自分に当てはめてみた時、自分はセンスがあると思いますか?それとも、あまりないと思いますか?
自分で「私は写真のセンスがありますよ♪」なんて言うと、ちょっと白い目で見られてしまいますので、心の中で、本当はどう思っているか叫んでみてください。
「………!」
それが、本当のあなたの自信の本音です。
あなたが、どう答えたのかわかりませんが、聞いてみたいですね笑。
さて、写真のセンスがあるか、ないかの違いは、たったひとつです。
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写真のことを知っているか、知らないかの違いだけです。
そして、それを組み合わせているに過ぎません。
例えば、ファッションセンスのある人で、服のことを知らない人はいません。色、スタイル、素材、他とのバランスなどの基礎知識があり、それらを組み合わせて、オシャレさんになっているからです。
写真も同じように、自分の写真センスを上げたければ、まずは徹底的にインプットして基礎知識を増やすことが重要です。
例えば、フレーミング、構図の観点からは、被写体の形状、デザイン、角度など多角的に、どう見せれば魅力的に見えるのか。
色の観点からは、光と影の取り入れ方、配色のバランス、レタッチの際に調整する各種パラメータの意味と出力結果などを、どういうシーンで使うと効果的なのか、現実から切り取った描写を作品へ昇華されるために必要な知識が必要です。
そして、なぜそれが魅力的なのか、効果的なのかを言語化できると、より理解が深まります。脳に知識を固定化させることが重要です。
まず、自分がすでに持っている知識や技術が何で、何を持っていないか把握するところから始めなければなりません。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148922967/picture_pc_68ee55e58740ab3b70b5029b9ea6407e.png?width=1200)
しかし、それを見つけることが難しいかもしれません。
しかし、写真に関係なく、日々生活していれば、様々な光景や景色が、目の前に現れては消え、現れては消えを繰り返しています。
カメラは持っていなかったとしても、その光景や景色の中に、写真に残したいと思う瞬間があるはずです。その瞬間を切り取った理由や要因を言語化して、脳の中で整理していく癖を付けると、感性が磨かれていくと思います。
写真のセンスを向上させるエッセンスが、日々の暮らしの中に隠されているのではないかと思う今日この頃です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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