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写真に目的や理由はいらない(スナップ論)

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

写真を撮ることが身近なこととなり、常にスマホのカメラをどこかに向けて撮っていると思います。

何かしら目的や理由が何かあったから撮ることがほとんどだと思います。

その目的が達成できれば、あとは削除するか忘却の彼方へ消えていくかのどちらかでしょう。

しかしながら、スナップになると話が変わってきます

写真の中に写っているものに、そう目的があるものばかりではないからです。

アッと思った瞬間に撮る

これに尽きます。

大きくざっくり分けるとすれば、インパクトがあるかないか

決定的瞬間的なインパクトがある被写体と出会ったときは、それ自体を見せたい、残したいと思うから撮ると思います。

一方で、それとは対照的に、ほんとに何気ない時間の中でのひとコマのスナップは、あとで見返しても何を?何で?といったものが少なくありません。

実を言うと、写真に写っているものには全く意味がなくて、ただ何かを撮りたいって思ったとき、わたしは結構な頻度でシャッターを切っています

だから、後で見返しても、何が何やらという写真が多いのです。

その写真そのものに意味はなくても、その前後の写真を見るとその時の行動の流れがわかるので、それで思い出すものが多いものです。

ただ1枚の写真からは、何も伝えるものも、伝わるものが何もないかもしれませんが、それでいいと思います。

だって、わたしの写真だから(笑)

こういってしまうと、話の腰を折ってしまいますが、撮りたい時に撮ることが、当たり前のようにまだまだ出来ないので、自分へのメッセージでもあります。すみません。

個人的にはスマホのカメラでは「写欲」を満たしてくれませんので、やはり何でもいいのでカメラで撮りたいと思っています

スナップという言葉は、切り取るという意味ですが、その場所の時間と空気感をなぜこうも切り取りたくなるのか、自分でもわかりませんが、子供の頃の絵日記の実写版みたいなものかもしれません。

次、カメラで写真を撮るのはいつだろう?

数分後、数時間後、数日後、数週間後、数ヶ月後、数年後、もう次はない?

そう考えると、すぐカメラで何か撮りたくなりませんか?

またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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