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秋の東京タワー

今年の9月ももう最後の日曜日になりました。
暑さが急に冷めたかと思うとまたぶり返す不安定な気候ではありますが、中秋の名月や秋分の日を過ごし、すすきや萩の小さな紫色の花を目にすると秋が深まる気配を感じる今日この頃です。
今日はライブカメラのアーカイブからそんな9月の東京タワーのライトアップ映像を編集してみました。

東京タワーのライトアップは光源の違う2種類があります。
一つは昔から行われていた高圧ナトリウムランプなどの光源でタワーを照らす「ランドマークライト」、もう一つは2019年の秋頃お目見えしたLEDを光源にしてタワー自体が光を発する「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」と呼ばれるライトアップです。
そしてランドマークライトは夏と冬でランプの種類を変えて夏涼しく、冬暖かくタワーを照らし、ダイアモンドヴェールは月毎に決められた光色でタワーが彩られています。なかなか細かい演出ですね。

今日ご紹介するビデオでは、9月の光色「Autumn Purple(秋草色)」のタワーを中心に、9月9日の「重陽の節句スペシャルダイヤモンドヴェール」(あいにくのお天気でしたが...)と満月の日に上半分を消灯する「お月見ダイヤモンドヴェール」(残念ながら中秋の名月はカメラの視界に入りませんが... ^^)、そしてなんと言っても東京タワーはこれ!という、夕景に映えるランドマークライトの様子をご覧いただけます。
ちなみに今年はオリンピックで海外に紹介される機会も多いとのことから、ランドマークライトは夏でもより東京タワーらしい、オレンジ色の強い冬バージョンになっているそうです。


この映像について

● 手短にご紹介するためにあれこれ編集していますが、夕暮れ時の点灯はぜひライブカメラの実時間でご覧ください。● 東京タワーのライトアップは昔ながらのランドマークライトが好きですが、LED光源の細やかな色や演出は季節や物語を感じさせてくれます。● ことに今月の萩の花のような紫色のダイヤモンドヴェールは空気が澄み始めた秋の夜空に映えますね。● そういえば涼しさとともに香りだした近所の金木犀の小さな花がいつの間にか見当たらなくなってしまいました。これから深まる秋、ぜひもう一花咲かせて欲しいところです。


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