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cafeログ vol.9 2019年5月11日

東京駅のカフェで読書会を行いました。
参加者:私、Uさん、Kさん(Zoomにて)、Sさん(Zoomにて)

今回の目次はこんな感じです。

GW ヨーロッパ旅行

まずは、Uさんが本GWにヨーロッパへ海外旅行に行った話から始まります。

・フィンランド初のMaas:Whimを体験
Maasで有名なWhimを体験してきたところ、ヘルシンキ(フィンランドの首都)は交通手段が複雑でなく、大きな変化のように感じなかったようです。
ただカード払いでキャッシュレスは良かったとのこと。
また、ルート検索時に、Greenestという環境に1番良いルートという検索軸があることが驚きポイントだったそうです。

日本国内では進めているものの、体系化されたサービスはまだありません。
移動を目的とした際、そのコストは下がっており、例えば、0円でタクシーに乗れるような広告の仕組みも研究されています。(note記事)

・スペインのカサ・バトリョ:ARを体験
建造物を見学に行くと、スマホを渡され、画面を覗くとARで動き出すようになっているそうです。
これは、建造物のデザインが自然物をモチーフにしたものが多く、例えば、亀の甲羅をモチーフにしてデザインされた箇所からは亀が出てくるようになっていて、デザインの意味をより深く解釈できる仕組みになっています。

楽しいヨーロッパ旅行の話でした。

論語と算盤 私紹介

Newspicksで本日オリジナル記事で投稿された内容をもとに、論語と算盤について話をしました。

2024年から発行される新一万円札の人と発表のあった渋沢栄一さんの本です。
日本の近代資本主義の父と言われる人です。

多くの会社の創業に関与しており、彼の思想を反映する会社は今でもたくさんあります。
出世やお金持ちの資本レースではなく、商業上の道徳を説くものです。

伝聞になりますが、リクルートという企業で、新規事業を立案するにあたっても、”論語と算盤”がないとダメだと言われるそうです。
ここでいう”論語と算盤”は、世の中への貢献意義の”論語”と、事業として成り立つビジネスモデルかどうかの”算盤”という意味合いです。

「寝るのが悔しい、もったいない」と考える原因と2つの対策。(ブログ記事) Uさん紹介

夜寝るのを惜しむ考えは、昼間の充足感が足りないことが要因のようです。
なんでも起きている時間の30%程度が充足感に関わる必要があるようで、通常、6~8時間睡眠の人だと、5時間程度に相当します。
夜にその5時間を補おうとした結果夜更かしが発生するというメカニズムだそうです。

充足感をどうやって満たすかをUさんは調べたところ、3つの脳内物質が関与するという情報にあたりました。
・セルトニン:精神安定に関わるやつ
・ドーパミン:興奮した時にドパーッと出るやつ
・オキシトシン:つながりの中で分泌されるやつ

これらが効率的に仕事中も出るように意識して働くと、寝るのが惜しくなる現象を解消できるそうです。

ForbesJapan (フォーブスジャパン) から一記事 Kさん紹介

世界的な経済誌であるForbesの最新刊より記事の紹介です。

37%が仕事の意義を感じない
「BullshitJobs」が増えている!

という記事に出てくる下記のグラフをもとに様々な解釈をぶつけ合いました。

生産性は上がっているが、時間あたり平均給与費用はある時点から横ばいになっているグラフです。

出た意見として、
・機械化を進めた労働集約の時代は、誰でも同じように機械を操作できるよう教育されるため、生産性と給与が紐づいていたが、IT化の場合は全員が同じように操作できないため、給与が紐づかなくなってきた。
・労働者に必要とされる額は労働の再生産性の観点から、1970年代で必要な費用自体が上限を迎えたため、これ以上生産性が上がっても、給与に紐づかなくなった。
のような読み方をしました。

まとめと次回日程

今回は、Zoomでの参加者がいましたが、画面共有ができるので、不自由なく議論できることがわかりました。
また、一つの図を複数人で見ると、複眼的に事象が見れるため、勉強になることがわかりました。
また次回に生かしていきましょう。

次回日程は、2週間後の5月26日(日)10時〜12時@東京駅のカフェです。
興味ある方は、ぜひ参加しませんか。
コメントお待ちしています。

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