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社会人必須スキル「マーケティング」に苦手意識を持っていませんか? パラレルマーケターQちゃんさんの成功の秘訣

あなたは「マーケティング」という言葉に、どんなイメージを持っていますか?
漠然と「何だか難しそう…」と思っていませんか?

今回インタビューさせていただいたのは、個人事業主であり会社員としてもお勤めをされているQちゃんさん。

「マーケティングが社会人必須のスキルって、どういうこと?」
「専門用語ばかりの世界で何だか難しそう…」と、インタビュー前は漠然とした苦手意識を持っていた私でしたが、お話をする中でだんだんと不安が解消されていきました。

マーケティングに明るくない、これから勉強しようと思っている方にぜひ読んでいただきたい記事になりました。

現在の働き方


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ーーはじめに、現在のお仕事の内容を教えてください。

コンサルティング会社でマーケティング責任者として働くのに加え、個人でキャリアコンサルティングとマーケティングに関する仕事をしています。具体的には企業に対してマーケティングの教育研修を行ったり、ストアカなどで個人向けの講座を開いています。
培ってきたマーケティングスキルをもっと広く伝えていきたいと考えるようになり、最近ではYoutubeでの発信にも挑戦しています。

ーーそうなんですね。キャリアコンサルタントと、マーケティングの講師業。全くの別業種ですよね。
今までのご経歴と、それぞれの仕事をするようになったきっかけを教えていただけますか。

新卒で入社した企業で営業職を経験したのですが、高圧的な上司と合わず、絞られる日々…。何のために働いているのか?自分が何をしたいのか?一体何者なのか?分からないまま働く毎日は非常に辛く、そこから1年で退社を決意しました。
「自分らしく働いている人」になりたい、そういった人を増やしたい…そう思って、次の働き方を考えた時には人材系の仕事に興味を持つようになりました。そうして、営業兼キャリアコンサルタントとして働くことになったんです。

新しい職場では環境にも恵まれ、順調に成果を上げ、営業以外にもWEB採用や業務改善、社内講師など多岐にわたる仕事に携わりました。

ーー転職して一気にお仕事の幅を広げられたんですね! その後は順調にキャリアアップを?

いえ、この時期に、業務の中で新たな壁にぶつかったんです。それは本当に支援が必要なはずの50〜60代の転職支援。技術もお人柄も素晴らしいものをお持ちにも関わらず、年齢が高いというだけで企業のマッチングが難しい現実に、悔しい思いでいっぱいになりました。
会社にいるだけでは、この方達を支援することができない。決意した僕は28歳の時、50~60代の熟年エンジニアの支援をするために起業し、法人を設立しました。

「マーケティング」=仕事の基礎

独立したはいいものの、想像よりも遥かに厳しく、なかなか思うように仕事は回りません。
赤字が積み重なり焦った私は、貪欲に様々な知識を学び続けていました。そんな時、マーケティングの考え方に出会ったんです。

ーーマーケティングの考え方と転職支援が、どう繋がるのでしょう?
「マーケティング」って、ざっくり言葉にすると「ものやサービスをお金にするために用いる戦略」のことですよね。

その通りです。そう表現をすると難しい印象がありますが、本質的には「相手の必要としているものにあった価値やスキルを提供するための考え方」です。色々な用語は存在するものの、考え方としてはシンプルな構造。決して難しいものではなく、「働く全ての人に役立つ、物を売るための基礎的な考え方」とも言い換えられるくらい、社会人は全員身につけておくべきスキルなんです。

ーーなるほど、「物品を売る」以外にも広く使える考え方なんですね!

ある時、学んだマーケティングの考え方をもとに68歳の方の転職支援を行いました。
その方の経歴をきちんと把握して、強みが活きる企業はどこかを考え、提案書を作成…そうしたところ、見事マッチングしたんです。
今まで「この年齢だとちょっと…」と履歴書もろくに読んでももらえなかったのに、「年齢なんて全然気にしないよ!」という企業の温度感に、驚いたとともにマーケティングの面白さを強く感じました。

マーケティングの視点がなく業務をしていた頃を振り返ると、例えばトマトが欲しいと思っている人に魚を売ろうとしているくらいに検討違いなことをしていたんだと気付きました。(笑)

「この企業はどんな課題を感じているのか?」「どんな人材を求めているのか?」「どんな強みを持った人材が入れば、この問題は解決できるのか?」という視点でしっかりと考えて「この方は、あなたの会社のためにこんなことができます」と提案すると、マッチングの成功率はみるみる上がっていきました。

そこから本格的にマーケティングにのめり込むようになります。学ぶだけでなく自身で勉強会を主催するなど経験を積むうちに、起業家の方からコンサルのご相談をいただけるようにもなりました。
参加していた交流会を通じて人脈を広げる中で、現在勤めている会社から声がかかり、参画して現在に至ります。

ーーマーケティングの考え方と出会ったことが、Qちゃんさんのお仕事を大きく飛躍させるきっかけだったんですね。
この先の目標もお伺いできますか。

世間一般的に難しいと感じられている「マーケティング」ですが、ほとんどのひとには難しい理論は必要ありません。基本的なポイントを抑えておけば良いということを伝えていきたいです。
もう少し広い目線での話をすると、日本企業におけるマーケティングの教育文化に対してもっと厚みを持たせていく必要があると感じているんです。
1人の天才マーケターがいる会社よりも、所属している100人全員がマーケティング感覚を持つ企業の方が圧倒的に強い。そんな企業を増やせば、日本全体がもっと元気になっていくはず。
マーケティングの必要性を啓発し、分かりやすく伝えていくのが引き続き私の使命だと思っています。

まずはプラットフォームで信用を「見える化」させよう

ーー副業で仕事を獲得するにあたって、まず最初にやるべきことってなんでしょう?

会社の看板ではなく個人の価値で仕事を獲得するには、実績や信用が見える化できていないとなかなか難しいのが現実です。
最初はプラットフォームを利用するのがオススメ。
プラットホームとはストアカやメルカリのような、自分のビジネスを発信し、ユーザーとのマッチングを図れる場のことです。
ストアカは講師業ですからイメージしやすいと思いますが、メルカリも「自分の提供する物をユーザーに買ってもらう(マッチングさせる)」という意味ではストアカと同じくビジネスのプラットフォームと言えますよね。
プラットフォームは数多く存在していて、それぞれに使い方や客層が全然違う。人によって合う合わないもあるのでとにかく試してみてください。そこで大抵ユーザーからの評価をもらえるので、実績や信用がないゼロスタートではこれが最初の武器になります。また、率直な評価は自分の成長にも大きく繋がるので、真摯に受け止めることも大切です。

ーー最後に、パラレルワーカーを目指される方へのメッセージをお願いします。

最近は働き方がどんどん多様になってきて、パラレルワークしやすい環境になっていると思います。チャレンジした分だけ、精神的な成長や人脈の広がりなど自分にとってプラスになります。
個人的には、「これをやってみようかな?」と思うことがあればすぐにチャレンジするのが良いと思っていて。周りに相談すると、言い訳の材料を仕入れてしまって結果やらない…となるのがもったいない。やろうかな?どうしようかな?と悩んでいるだけが一番結果に繋がらないので、ぜひチャレンジしてみて欲しいです。どうしても第三者の意見が欲しい時には、理想の働き方を実践している人に相談するのがモチベーションが落ちなくていいですね。
まずはトライして、新たな一歩を踏み出しましょう!

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編集後記

「マーケティング=難しそう…」

まさにそう思っていた私ですが、Qちゃんさんとのインタビューを経て考えが変わりました。

マーケティングを学ベば、自然と「他社(他人)の置かれている立場・状況を考える」クセがつきます。ビジネス抜きにしても大切なスキルですね。

(インタビュアー・小野寺)

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