19話：7年後で待ってる／mafumi yoshida 1％の奇跡に賭ける美しさ
ちょうど2021年2月4日に、懐かしいなと思い出して再プレイしたのですが、アプリゲーム「7年後で待ってる」が同日、SwitchでDL開始されたそうですね。なんという偶然。
今回はPR times様でお借りできる画像で感想を制作します。わーい。
泣けるスマホ向けADV「7年後で待ってる」
今までにも「泣けるフリーゲームランキング」のような記事を見ていくつか選んで遊んでみましたが、その中でもかなりの優秀作です。
懐かしいドット絵のＡＤＶで、選択肢なし、一本道。探索も指示があるので楽々でした。
自分で主人公を操作できますが、動けるときも別にモブキャラに話しかけなくてもＯＫ。隅々まで調べなくてＯＫ。特に必要な情報はありません。さっさと話を進めましょう。
泣けるゲームをいろいろやってはいるけど、アプリは容量が少ないからかあんまり満足できるものって少ないんです。でもこれはきちんとシナリオが練られていて、どんでん返しも鮮やかで、感動のポイントを押さえていたので最高でした。
時間は有限だから、いいものに時間を使っていきましょう。
記憶喪失の主人公が約束を思い出そうとする話
昔住んでいたという街に戻ってきた主人公。昔の知り合いに声をかけられて、少しずつ記憶を取り戻していきます。
とある病気をテーマにした話で重め。
主人公は街に来た日を起点に何度もループを繰り返し、謎を解いていきます。
基本は１話でセーブができるんだけど、１話が約１０分なので空き時間や電車移動にちょこちょこプレイできるのもありがたい仕様でした。でもラストは泣いちゃうので家でプレイしたほうがいいです。またオールクリアは１日あれば余裕です。
ゾゾっと背筋が凍るような言い回しや、謎をちょくちょく投げてくるので飽きずに読めるし先が気になります。それに出てくる人がみんないい子で、基本的に前向き。ジョークすらかわいいし、作った方の性格の良さを感じました。私ではこうはならんのよ。だから愛されるゲームだしSwitchにも移植されるよねと納得です。
7年後で待ってるで学べたこと
「時を超えてもなくならないのはなーんだ？ おまえとの絆」ってところかな！ 違ったらごめんなさい！
記憶を失った主人公と友人たち。主人公と７年前に亡くなったヒロイン。対立していた院長と町医者……。いろんな絆に心を浄化されます。
それに、大事な人を幸せにするために身を削る展開も、無謀すぎるとわかっていても１%の友情の奇跡を信じる展開も、泣かんやつおらんやろ。
心が腐った大人こそ、「7年後で待ってる」をやりましょう。
あなたには、7年後に待ってくれる人はいますか？
いいこと言った風で自分の傷をもれなくえぐった東京ニート的評価「7年後で待ってる」Ａ
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