Kenです。 自分は妄想が好きで、よくTwitterなんかで妄想ツイートをしていたのですが この度、noteで書いていこうと思います。 よろしくお願いいたします。 今回はnoteで募集があっていた「#とは」について「妄想とは」ということで、考えてみました。 辞書的定義 1.根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。 2.仏語。とらわれの心によって、真実でないものを真実であると誤って考えること。また、その誤った考え。 3.根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確
MAです。 突然ですが 皆さんは恋愛ドラマ、アニメ、映画はよく見ますか???? まあ、恋愛モノといえば大枠 主人公の男女2人が恋人になるがゴールみたいな作品が多いじゃないですか? で、その中で2人の関係性を巡って色んな人が関わってくるじゃないですか? その中の主人公の事が好きなんだけど 絶対に結ばれない女性キャラクターに めちゃくちゃ惹かれるんですよ、、、 毎回です。笑 どんな作品をみてもヒロインじゃなくて そのいわゆる2番手の子が凄く好きになるんですよね、、笑
この妄想はあの妄想から一ヶ月後の妄想です。 ぜひ、二話続けてご覧ください。 彼女の岩チョコが毎年の恒例なのは一月前に話したが、私のホワイトデーのお返しもまた恒例となっている。 というのも、私は毎年一風変わったお返しをしているのである。 一般的男性のホワイトデーは何をお返ししているのだろうか。 これは推測だが、おそらくクッキーなどだろう。 私は「一般」が大嫌いなのである。 身にまとう服も、靴もあまり皆が着ないものが良いし履かないものが良い。 そんな私だから、クッキー
「あなたに出会えてよかった。」 振られた。 3年付き合った彼女に今日振られた。 お互い大学生で、何かと忙しく時間を取れなかったことが原因だ。 最初は僕の完全な片想いから始まった。 高校が同じでマドンナのような存在だった彼女に僕は一目惚れだった。 当時の彼女には彼氏がいて、なかなか告白するタイミングはなかったけど 高校卒業のとき僕が告白して付き合うことになった。 大学に入ってからは、同じ県内の大学に通うことになった。 高校の時のように毎日顔が見れるわけじゃないけど、
8月も終わりかけの頃。 セミが泣きしめく部屋は 湿気で少し湿っぽかった。 一年前の春 僕には都合の良い関係、 いわゆるセフレがいた。 きっかけは大学の同期で 2人で飲みに行く機会があり どちらからいうわけでもなく なんとなく僕の家に行き 夜を過ごした。 それから暫く僕らはいわゆる セフレの関係だった 僕自身は彼女に対して 恋愛感情がなかったが会えば毎回 2人で夜を過ごしていた。 その年のある夏の日。 いつもの様に2人で飲んでいた時の事。 この日はお互い
僕の初恋は幼稚園の年中さんだった頃。 催しもので体育館に向かうとき。 遠足でバスに乗るとき。 給食を食べるとき。 バスで家へと帰るとき。 いつも僕の隣だったその子を初めて好きになった。 たまたま背の順が同じだったから、たまたま隣にいただけ。 今思うと、あなたじゃなくても好きになっていたかもと思うこともある。 でもあの日、 あの教室で、 偶然身長がクラスで9番目に低かった男子と女子だったこと。 それがあなただったこと、僕は一生忘れないと思う。 恋愛なんてわからない
結婚してもう五年になる妻とは、マンションの六階に暮らしている。 妻との出会いは、行きつけの居酒屋で、私が一目惚れして声をかけた。 そんな妻と結婚してもう五年が経つと思うと感慨深いものがある。 今日も仕事を終えて、家に帰ろうとマンションのエレベーターを降りると 何だか良い匂いが漂っていた。うちの方からだ。 「ただいま。」 今日の夕ご飯に胸を躍らせながら、ネクタイを緩めた。 キッチンのあるリビングに入ると、妻がキッチンに立っていた。 「今日は、サバの味噌煮~。」 あの匂
二月十四日。 バレンタイン。 この日を楽しみにしている男性も多いのではないだろうか。 そんな私も楽しみにしているうちの一人。 大学四年生から付き合っている彼女と迎えるバレンタインは今年で三回目。 私の彼女は料理があまり得意ではない。 二人で家でご飯を食べる時も、ほとんど私が作って、 お皿を彼女が洗っている。 そんな彼女と迎えた初めてのバレンタインは手作りチョコを貰った。 手作り感満載のゴツゴツした表面。 彼女はそのチョコを「岩チョコ」と名付けていた。 そもそも、「手作
冬のとある日ーーーーー pm10:00。 寒さのあまり空からはふわりと雪が。。。 付き合って2年目の彼女とこたつに入りながら2人でぼんやりとYouTubeを見る。 いつも見てる料理系のチャンネル。 今日アップされていた動画は 牛肉をひたすら赤ワインで煮込む動画。 ワインを一本まるまる贅沢に使用した。 箸で触った瞬間に崩れるまで煮込まれた 牛肉をつまみに追加の赤ワインを飲むーー。 『ねぇ、赤ワイン飲みたくなった。流石に牛肉は無理だけど、普通に
この日は定時で仕事を終えた。 金曜日ということもあり、私は行きつけの居酒屋へ足を急いだ。 少し店内は混んでいたが、私の指定席は空いていた。 今日はよく飲む女性は来ていないらしい。 私が入店して一時間がたった頃、 店の暖簾をくぐってお客さんが入ってきた。 華金、帰る前に一杯飲んで帰る人も多い。 そのお客さんは私と一つ席を挟んだカウンターに座った。 「結構飲まれるんですね。」 私は声をかけた。 「そうなんです、ここの惣菜が美味しくて、ついつい。」 少し笑いながら彼女は答
ある日のこと。 九時を過ぎたころ、少しの残業が終わって帰路に就いた。 最寄り駅までは、電車で八駅。 少し混んだ社内で、お気に入りのラジオを聴きながら帰るのが日課だ。 ラジオの一つ目のコーナーが終わるころ、最寄駅に着いた。 空腹な私は、少し早歩きでいつもの店へと向かった。 白髪が格好良い大将と、見るからに優しそうなお母さんがやっていて 上京してから、ずっと行きつけだ。 「いらっしゃい。」 温かい二人に迎えられ、いつものカウンター席へ向かったが、 この日は先客に座られていた