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「君に読むニュース」某キー局アナウンサーとのデート

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【P香&U子からの他己紹介】
名前: G美
職業: 総合商社一般職
似てる芸能人: 長谷川京子
趣味: 美容とファッション
理想の異性: 幅広く対応可能
戦闘タイプ: オールジャンル育成型~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

はじめまして。G美です。

今回ご紹介する男性はこの方です。

>職業: 某キー局アナウンサー
>年齢: 38歳
>年収: 推定1500万円
>外見: ゴリラ界のイケメン

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東京ってたくさんの職業に溢れてますよね。
IT関係、コンサル、クリエイティブ、社長、デザイナー・・・
田舎から上京してきた私には、あまりにもキラキラしていてカタカナが多くて、地下鉄の乗り換えのようにややこしいものでした。

そこから早◯年、一体何種類の職業くんと出会ってお付き合いさせていただいたでしょうか・・・。

私が出会った最初のキラキラ職業くんは「アナウンサー」でした。
ええ、そりゃもうお茶の間では人気のお方でした。

きっかけは友達の紹介。上京したての私が知っている職業といえば、公務員、銀行員、工場、農業、以上(地元に失礼)。
アナウンサーを紹介するよといわれた時の高揚感は今でも忘れることができません。

いざ会ってみると年齢は約10個上、背も高い、当たり前だけど声が素敵、年収もはなまる。
正直顔はタイプではなかったけど、結婚したら生活も安泰だし、早いとこ手を打っておこうかな~そしたら仕事もやめちゃおうかな~イージー!イージー!イージーライフ!YEAH!なんて妄想を暴走させておりました。

でもわたし、耐えられなかったんです。
彼の、彼による、彼のための行動が。

① 毎日彼の出るニュースの5分前に届く、
「今から君を思ってニュースを読むよ」報告。
普通は胸キュンするんですかね?
でもわたしにはどうしても鳥肌で鳥肌で、なんなら白目をむきそうでした。

② ドライブ中、助手席に乗ってうとうとしていたら高速道路の路肩に車を停めて、突然わたしの方に手を伸ばしてきたと思ったら、シートのリクライニングをバーーーーーーーーーーーーンと最大に倒される。(びっくりしすぎて最後まで寝たふりしたけど、このままどこかに連れ去られるんでないかと終わりを感じた)

③ 愛車の前で撮った本人水着の謎の写真が急に送られてくる。ちなみに水着はレスラーのような上下繋がっているタイプのものだった。(そっとスワイプして消去した)

④ 僕がフルマラソンで完走できたら付き合ってほしい!という謎の告白。(あんたがフルマラソン完走しようとわたしにはなんの関係もない)

出会って1か月ほどで鳥肌が止まらなくなり、皮膚が限界を迎えそうだったので早いところ終止符を打ちました。(お茶の間の人気者ではあったので、めっちゃ推してくれた母よ、ゴメン)
後日、この話をP香とU子にシェアしている時、P香から衝撃の話が。
P香「この前アナウンサーさんから「G美のこと相談したいから電話していいか」って連絡来てさ、電話に出たら最終的に「俺じゃダメかな」って告られたんだけど…」
とのことです。
自分に自信がある男はかっこいいと思うけど、来るもの拒まずなオールラウンダーの私でも、さすがに自己愛が強すぎてお付き合いには至りませんでした。
だがしかし、人間はそうそう変われるものではございません。
来るもの拒まずなオールラウンダーは次々と東京のモンスターを引き寄せていくのです。


次回もお楽しみに♡


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