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伝えたい東京の魅力~上京10年目、最後の挑戦~

10年前、夢と希望を描きながら東京へ引っ越してきた。高校3年生に進級する頃、卒業後の進路を親や教師に伝える前すでに「東京へ行く」と決めていた。18年間生まれ育ってきた地元青森は雄大な自然、そして人の温かみを感じられる私にとって一番大切な場所だし、それはこれからも変わらない。
けれども、子供の頃からテレビの先に映る日本最大都市”Tokyo”への憧れは日に日に増すばかりで、どうしても暮らしてみたい!気持ちを止められなかった。そのままなにかに導かれるよう高校を卒業した私は東京の企業へ就職をした。

上京当初、優しい母に育てられ家事をしたこともなかった18歳の少女にとって、初めての一人暮らしは想像を超えるものだった。自分のお城(お部屋)が日に日に汚れていくことを目の当たりにし、母が見えないところで綺麗にしてくれていたということを、その時ようやく理解した。
会社の同期に力を借り、お米の炊き方から、洗濯、掃除の仕方など教えてもらいながら必死に会社と家を往復して毎日を乗り切っていた。

それから1年半の月日は流れ、ようやく生活も安定してきた頃に勤めていた会社を退職した。

“石の上にも三年”という、ことわざにあるよう3年は続けたいと思ったが、毎日の長時間労働やサービス残業が続き精神的・体力的にも限界を迎えた。退職後は、当時付き合っていた彼からの勧めもあり自動車教習所に通い運転免許証取得や、インターネットの資格を取るための勉強など次のステップへ進むための充電期間に充てた。
その後初めての転職活動をスタート!かなり苦戦するだろうと覚悟していたが、これが思いのほかトントン拍子に次の仕事が見つかり、転職楽勝じゃん♪と後から後悔する謎の自信を持つことになる。


転職先は誰もが知る大企業の原稿編集者で、初めてOL(オフィスレディ)という肩書をGETし、首から下げる入館証に浮足立っていた出勤初日。何もかもが新鮮で、あっという間に月日が1年…2年…と流れていき、2年が経過した頃には、あんなに楽しめていた原稿編集者の仕事は、毎日続く面白みがないルーティンワークに変わっていた。

元々変化を好む性格の上、昔から人より強い好奇心が”何か新しいことはないだろうかレーダー”をビンビンに立てていた時、たまたまインターネットで職業一覧が見れるサイトにたどり着き、世の中にはまだまだ知らない職業が山ほどあることを知った。
20歳の私にはかなり衝撃的な出来事で、どんな仕事なのか自分の目で確かめてみたくなり、自慢のフットワークの軽さをここぞとばかりに発揮し、気になる仕事を虱(しらみ)潰しにチャレンジした。(もちろん生活の不安も考え、会社に内緒の掛け持ちで)

今思えばいろんな仕事を経験した、秘書・営業・ドライヤー販売・ホテルマン・水商売・ビールの売り子・小籠包カフェ店員etc…
そこで私はいろいろな経験をし、就職する為のスキルを身に着けるために2023年8月からwebマーケティングの学校に通っている。おそらく次に就く仕事で人生最後の転職である。(そうであってほしい)

学校ではwebマーケティングやライティング・動画編集など幅広いジャンルの分野を学ぶことができ、就職に有利な資格取得やポートフォリオを作ることができる。いろんな仕事をチャレンジしてきた中で共通して感じたことは、専門性やひとつの分野に突出している人は仕事で結果も残せるし成長も速いことだった。
振り返ってみると私には専門分野がなく、一つのことを極めていきたいと思い20代最後の挑戦としてこの学校に入学した。

来年の1月に卒業予定なので、いろんな授業を受けながら自分の専門性を身に着けたいと思う。また、進展があったらこちらで報告させていただきます!

written by みんちゃん


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