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旅の言葉 5. 歩くように、歌うように                アンダンテ•カンタービレ(Andante Cantabile)


遠くにいても
イタリアの明るい光と風土を感じるとき、
ボクの生活を幸福にする

さいしょイタリア語を習うきっかけになったのは
前にいったように、
フランス語を習うときに英語併用で行なったことでした
これをやることによって、
英語の活用がよく理解できました
その頃フランス文学が好きになっていたので、
これはいいとフランス語を習熟するために、
同じ似通っているラテン語系のイタリア語を
イタリア-フランス語辞書を併用しながら、
学んでいきました

ところがミイラ取りがミイラになる
というのは本当で、
すっかりイタリアのトリコになっちゃいましたね
いまも文学はフランスのほうが好きで
イタリアはどちらかというと、
やはり芸術とか文化のほうが性にあっている感じです
特にイタリア民謡、カンツォーネを聴くと、
とっても気持ちがいい
パヴァロッティの歌は最高です
カラオケでアメリカンポップスも歌うけど、
イタリア語の歌が少ないのはとても残念

英語は義務教育で、
ドイツとフランスの言葉は大学で学ぶのが一般的で
その他は、専門的かボクみたいに
偶然、お付きあいする感じです
じっさい偶然とはいえ、
長崎生まれなのか風土的にイタリアに似ているというか、
肌にあってます
一度故郷に帰って、
ルネサンスの本を読んでいたら
我ながら、よくマッチしているなと感じていたほどでした

You Tubeでイタリアを紹介している
エリタリーさんも長崎出身だそうです
ちなみにルネサンスは、
フランス語でルネサーンス(Renaissance)、
イタリア語でリナッシメント(Rinascimento)といいます
思わず、えらそうに教養を披露しちゃいました

そんなこんなで、さいしょはひとりで
仕事が落ちついたら、
2年ばかり週一回でしたけど、
イタリア語学校で他のみんなとわいわいやってました
学生はいいけど、
やっぱり社会人は時間が取れなくて大変そうでした
英語みたいに、受験とか仕事のためという
義務感がなかったので、
楽しくやれた感じです

だから現在の風邪騒動がおさまったら、
遊びがてら、また行ってみようかなと思っています

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