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丸亀製麺でアルバイトして学んだ3つのこと

先日、このようなツイートをしてみました!

学生時代に初めてアルバイトをしたところが丸亀製麺でした。
身体的にはかなりきついのですが、今思い返すとかなり学びがあり、社会人としての基礎を作ってくれたのではないかと感謝しています。

今回はそんな丸亀製麺で学んだことをまとめてみようと思います。

○多職種連携

他の業界ではわかりませんが、医療業界では耳が痛くなるほど聞く言葉です。
その本質は丸亀製麺でヒントを得ることができていました。

当時、僕が務めていた時に役割が7つありました。

製麺、トッピング、天ぷら、おにぎり、レジ、洗い場、ホール

この中で僕の能力を10だとすると、

製麺:8  トッピング:8  天ぷら:1  おにぎり:1  レジ:0  洗い場:8  ホール:5

丸亀製麺では、役割は人によって異なりますが、商品を通してお客様に満足してもらうという共通ミッションがあります。
それぞれの強みを活かしながら、ミッションを達成していく。
まさに多職種連携です。

逆を言うと、それぞれに強みがなければ歯車は回っていかないとも言えます。

多職種連携はみんなで一緒にやって足並みを揃えるイメージですが、
本質は各々の強みを最大限に発揮させるという個人プレーが重要なのではないかと思います。

○マルチタスク能力

この能力は本当に鍛えられました。
当時の上司に言われた言葉を今でも覚えています。

「1つの動作で2つ以上のことをしなさい」

なかなか、難しいことですが意識するだけでもかなり違うと思います。

僕は製麺やトッピングを主にやらさてもらっていました。

何人ものお客さんの注文を聞きながら、
トッピングをしながら、
次の麺投入の時間を確認しながら、
麺の茹で上がり時間を計算ながら
製麺をしながら、

ながら、ながら、ながら、の連続です。
1つのことに注意が出来ない環境です。
ポイント、ポイントで集中させるべき、
対象を変えていかないといけません。

この能力は、本業をしながら、
色々な活動をさせて頂いていますが、
かなり活きています。

○ボトルネックの見極め

ボトルネックとは、ビジネスの世界で良く使われる言葉です。
全体の工程のなかでどこ原因で生産性やスピードが落ちているかということです。

ボトルネックの見極めができると、
どこへヘルプへ行けば良いのかがわかるようになってきます。

先程、僕の能力を10段階で示しましたが、得意ではないところへヘルプへ入る場合もあります。
つまり、10段階で10まで能力を全部引き上げることは必要ありませんが、業務を知っておくということは重要になります。

ピーク時によくボトルネックになるのが
ホールと洗い場です。

洗い場で食器が置けなくなってしまうと、お客様は帰ることができません。
そうすると、席を空けることが出来ず、次のお客様が座ることができません。

工程でいうと最後の部分がスムーズに行われないと次々につっかえてきます。

僕は製麺やトッピングをしながら、
かなり、洗い場へのヘルプへ入ることが多かったです。

最近の丸亀製麺では洗い場のところで事前にゴミの分別をするようにしている店舗もあります。
これも、洗い場のボトルネックを解消させる1つの方法だと思います。

しかし、お客様が洗い場に行った時にその知らせがあるので、事前に準備が出来ておらず、そこで時間をとってしまい、かなり手間に感じてしまいます。
そういった意味でUI(ユーザーインターフェース)は悪いなと思ってます。

もし、そのシステムを導入するなら、
僕なら食べる座席のところで告知します。
そうすると、お客様は事前に準備ができて、負担が減ると思います。

○丸亀製麺を楽しむちょっとしたポイント

飲食店なので、お客様が少なくなるアイドルタイムというのがあります。
そうすると、麺がたまって古い麺が多くなります。
品質管理のために、廃棄時間は決まっています。
麺の回転はさせるのですが、鮮度はやはり落ちてしまいます。

そんな、お客様が少ない時間帯にオススメなのが、
かま玉や釜揚げなどの「かま」という言葉がつく商品です。

これは、茹でている釜のなかから麺を取り出します。
なので、鮮度が落ちません。
麺を美味しく食べることができます。

ぜひお試しください!^ - ^

○最後に

このような貴重な経験をさせてもらっているとは、当時はあまり気づきませんでした。
しかし、今になって思うとお金をもらいながらこんなに大切なことを学ばせてもらっていたなんて貴重な時間でした。

冒頭に書いていますが、本当に社会人としての基礎を作ってくださり、感謝しています。

また、食べにいきます!^ ^

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