CPAの意味と理解【マーケティング初心者向け】
CPAとは目標広告予算の事。
つまり宣伝にどれだけお金をかけられるか(予算)に対しての、目標コンバ1宣伝あたりの予算指標である。
例
100万円の広告費が使える状況で、商品1つを売る為にどれだけお金がかけられるのか。
予算の計算方法
まだ予算が決まっていない場合は、売り上げ希望から逆算できます。
予算=1人がいくらかったのか(CPA)×目標獲得数CV(どれだけ売りたいか)
例
10万円のえんぴつの在庫が100個あります。
商品の認知拡大の為に在庫全てを捌きたい。
9万円の利益は欲しいから、1万円の広告費で1個売れれれば良いかな!(10-1=9)
10,000円(目標CPA)×100個(目標販売数)=100,000円(広告費予算)
この結果、広告費の予算は100,000円になります。
CPA計算方法(一人当たりの購入額に対する費用)
CPAの算出方法としては主に3つがあげられます。
①成約率(購買率)
すでにデータがあり成約率が分かる場合は、それを指標にCPAを算出することができます。
仮設定:
成約率=10%
鉛筆100,000円
この場合
CPA=客単価(買う商品の値段)×10%
10,000円=100,000円×10%
商品1つを売る為に最高1万円の広告費がかけられるということですね。
②LTVから考える
ライフタイムバリュー(LTV:リピート含めた利益)からCPAを算出する方法もあります。
これは通販やビデオ配信サービスなどの生涯的に使い続けるもので、適用できます。
設定
10万円のえんぴつサブスク
初回は10万円で購入後、毎月1万円で新品が一つ届くサービス
最低契約期間3ヶ月
制作原価40%4万円
100,000円+10,000円×3ヶ月=(LTV3ヶ月トータル利益)130,000円
CPA78,000円=130,000円×0.6(粗利率)
※粗利率とは
ボールペン100円に対する利益60円は60%という意味
製品を作るのに40円かけている
売り上げ100円-原価40円=粗利60円=粗利率60%
③粗利で計算
一生使う鉛筆を売る場合はリピートを想定しませんよね。
その場合は粗利からCPAを決めることもあります。
②の設定を引き継ぐと
目標CPA=100,000円-原価4万円
まとめ
学びをアウトプットしていくので、マーケティング初心者の方はフォロー頂けたら嬉しいです。
ありがとうございました。
社長のみる
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