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雑感

一人の時間について

 久々に一人の時間を過ごしている。家族の時間を基本過ごしているので、一人の時間はとても少ない。家族の時間が嫌な時間かというと別にそうでもない。ただ一人の時間と家族の時間は違う時間という実感はある。そりゃそうだ。やれることも、そのやれることから受けるフィードバックも違う。

 どっちも大切ということでいいんだけど、それならどうしても一人の時間が少なくなる子育て世代は一人の時間をちゃんととろうみたいな結論になる。それだと構図的に一人の時間VS家族の時間なり、家族の中での権力闘争のようになる。もちろん建設的な議論の中で、一人時間の大切さを家族で共有し、実行するみたいなことができるんだけど、「権力闘争を政治的に解決する」ということに変わりないと個人的に思う。

 そうじゃなくて一人時間と家族時間のできること、受けるフィードバックをもっとぐちゃぐちゃにできないかなと思う。もちろん完全にはできないのだけど、一人時間、家族時間の権力闘争をぐちゃぐちゃにしたい。具体的な例だと坂口恭平さんとかすごいなと思う。こういうのは家族ごとに違うし、あんまりhow to などない。実際はみんなそれぞれにやっているとも思う。でもなんか言論としては一人時間大切だから、家族で話し合って獲得しましょう、みたいな話が多い。なんだったらサードプレイスとかも重要よねとか、新しい時間戦国大名がまた出てきている。

 もう少し、ぐちゃぐちゃした時間の豊かさを可視化したいなと思う。ぐちゃぐちゃした時間と、コントロールされた時間の2項対立をやめたい。ということをコーヒー飲みながら一人時間で書いてみた。

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