教員のぼくがビジネス書を読む理由


皆さんはビジネス書を読んでいますか?

ビジネス書を読んでいないと、多忙で困難な教員という仕事をやっていくのはかなりしんどいと思う。ビジネス書では、働くうえで生産性を上げる方法や考えを整理する方法など様々な有用な知識が詰まっている。

ところで、教員である私がビジネス書を読むようになったことには2つの理由がある。

・他教員と差別化が図れる

・転職や独立の際にも役立つ

1つずつ説明していく。


・他教員と差別化が図れる

多くの教員は教育書や教員関係のセミナー等で自分の知識を増やしていると思う。現場に入ってみてそのように感じている。教員はまじめな性格の人が多いため、休日返上で教育について学び続けている。

一方私は教育書をあまり読まない。そのかわりビジネス書を読んでいる。なぜなら、自分が教育×ビジネスの分野で自分の存在意義を見出せるからだ。

自分より教育書を読み漁り専門性を持つ人なんかいくらでもいる。その人たちに勝つことは到底無理だし、そもそも読んだとしてもその人たちがいる限りそこに自分の存在意義や価値は見出せない。

そこで、ビジネスの世界の考え方を教育に持ち込むことで、ほかの教員がやっていない方法を確立し自分の価値を創造することができる。自分の存在価値を見出すことは、若手教員として続けていくための強いモチベーションになるはずだ。



・転職や独立の際にも役立つ


ビジネス書による知識は転職や起業する際にも役に立つ。教員という仕事は安定こそしているものの、かなり自分の自由が制限される。平日は仕事で1日が終わってしまう。土日も片方は来週の授業準備に時間をとられる。正直子の生活はかなり大変だ。「やめたいなあ」とおもうこともしばしばある。

また、いつまでも同じ仕事なんかしててもつまらない。簡単に自分のビジネスを始められるこのご時世、教員だけしかしないなんてもったいない。教員としてで働き続けても安定はしてるが長期的に見て楽しさや充実、成長は少ない。

しかし、いざ転職や独立をしようと思っても教員としての知識やスキルしかないと、求められることは少ないだろう。

ビジネス書を読んでいると、教員以外の知識を得ることができ、一般企業でどのようなことをしていて、どのようなスキルが求められているのかを知ることができる。例えば、マーケティングやセールススキル、プログラミングなどは教員のことしか学んでいなければ全く触れることがない分野である。

転職や独立する際に、ビジネス書による知識は大いに生かせると思う。


まとめ

「教員のぼくがビジネス書を読む理由」というテーマで話してきた。

結局私が思うのは、教員以外の世界も知り、新たな分野に挑戦してみることは自分の人生を充実させることにつながるのだ、ということである。

教員として定年まで過ごすという安定の道を選ぶのも1つだが、死ぬ瞬間に後悔はしないだろうか?

私は「成長」することをモットーに生きている。失敗しても成長していきたい。その方がきっと充実した人生になる。

みなさんもビジネス書を読んで成長していきませんか?



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