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昭恵夫人の至言 ~「一粒の麦もし死なずば」~

米紙ワシントン・ポストは12日付社説「安倍氏のレガシーをたたえる」で、「日本とその民主主義を守ることは彼の職務を定義づける使命だった」と指摘した。自民党が大勝した10日の参院選の結果により「軍事力の合法性を明確化するため憲法を改正するという安倍氏の目標は前進する」と予測し、「米国と他の民主主義諸国は、民主国家日本の軍事力を(憲法改正で)正当化することを支持すべきだ」と唱えた。過去、中韓の反発を招いた安倍氏の歴史認識を批判したこともある同紙社説が、安倍氏の悲願の憲法改正を支持するのは異例とみられる。
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ワシントン・ポストは、日本のサヨク・インテリに対して絶大な影響力をもっています。安倍さんが捲いた「一粒の麦」がアメリカから大波になって返ってきそうですね。

昭恵夫人の葬儀の挨拶での言葉「政治家としてやり残したことはたくさんあったと思いますが、種をいっぱいまいているので、それが芽吹くでしょう。」は確かに《至言》です。

なぜかアンドレ・ジッドの「一粒の麦もし死なずば」を思い起してしまいました。ヨハネ福音書の「一粒の麦地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、もし死なば多くの実を結ぶべし」です。
安倍晋三元総理は死して「一粒の麦」になられたのです。

岸田首相が今回の自民の圧勝は安倍元首相の支持者からの声だという趣旨の発言をしました。憲法改正は本気だと思いました。9条改正、安倍晋三を人身御供にまでして、いよいよ達成されるときが来たのだな、と思いました。それは日本人が長らく臥してきた「吉田茂という病」がやっと癒えるときだといえましょう。

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