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坂井康文様ご栄転おめでとうございます

坂井さま

このたびは、サントリーマーケティング&コマース株式会社へのご栄転おめでとうございます。

坂井さんに初めてお会いしたのは、アジャイルメディア・ネットワークが設立されたばかりの2007年の12月。
カレンさんのパーティーで四家さんからのご紹介だったと記憶しています。

坂井さんには、弊社がマンションの一室で運営していた頃のオフィスにもお越し頂き、まだ設立1年程度の弊社に白州蒸留所のブロガーツアーのチャンスを頂き、本当にありがとうございました。

あれから10年以上が経ちますが、あのツアーで坂井さん達がハイボールの確かな可能性を発見された以上のハプニングには、私は出会えていません。

私やアジャイルメディア・ネットワークが、ブロガーイベントバブル、ソーシャルメディアマーケティングバブルと、時代の荒波にもまれていく中で、ソーシャルメディアの可能性を誇大に吹聴することなく、マスとソーシャルの組み合わせの重要性をバランスを持って話すことができるようになったのは、あの白州蒸留所ツアーとハイボールナイト、そしてその後のサントリーグループの総力を挙げたハイボール普及のための見事な展開が、設立2年目の私たちの強烈な原体験として語り継がれてきたからだと確信しています。

私たちが教わったままの作り方で、小雪さんがテレビCMでハイボールの作り方を教えはじめたときの衝撃は、今でも本当に良く覚えています。

本当に貴重な機会にご一緒できて光栄でした。
あのブロガーツアーにご一緒できたのは、今でも私のアジャイルメディア・ネットワークにおける経験の1番の自慢です。

坂井さんとは、私の最初の取締役時代、5年間の社長時代、5年間の取締役CMO時代と、本当に長く、イベント登壇に、飲み会に、勉強会にと、お付き合い頂き、その間もずっとサントリーグループのデジタルコミュニケーションの中軸を担い続けておられるのを拝見しながら、日本企業でこんなに長いこと異動にならないとかあるんだな、と密かにビックリしておりましたが(笑)

いよいよ坂井さんが新しいチャレンジをされるという直前に、ギリギリでソーシャルメディアサミットの登壇をお願いできた自分は、つくづくもってるな、と運命的なものを勝手に感じて、喜びをシミジミ噛みしめております。

(その坂井さんの登壇時の写真を撮影してくれたのが、私に12年前坂井さんを紹介してくれた四家さんというのも、不思議な縁を感じますよね(笑))

私自身もこの夏からブロガーに原点回帰し、新しい環境で四苦八苦する日々が始まっておりますが、坂井さんのこれからのご活躍も楽しみにしております。
また、「スコール」と乾杯しましょう。

引き続き、よろしくお願い致します。

アジャイルメディア・ネットワーク アンバサダー/ブロガー 徳力基彦



※この記事は、本日開催されているはずの、坂井さんの送別会用のメッセージ記事です。届くかな・・・

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。