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Z世代のネクストトレンド予想に、しっかりTravis Japanが入ってくるのが興味深い

日経クロストレンドにZ世代のトレンド予想記事がアップされていたのでご紹介。

上記の日経クロストレンドの記事は会員向けですが、調査結果自体はリリースで見ることができます。

以前ご紹介したZ世代のリサーチはShibuya109 labのもので、「独自ネットワークに所属するaround20(15~24歳)564人の女性」対象と言うことで、アーティストのランキングもトップ5のうちトップ3までK-POPという驚きの結果でしたが。

こちらのZ総研のリサーチは「自社メディア「Nom de plume」LINE@会員」962名ということで、かなり顔ぶれが違います。

「Nom de plume」もZ世代女子向け媒体とのことですが、この辺がやはり、Z世代は「界隈」によって異なるということの象徴かもしれませんね。

ちょうどアジェンダノートで、りょかちさんが「Z世代」と世代でくくって議論することの危なさを指摘されていた話と重なります。

Shibuya109界隈はK-POP全盛の印象が強かったですが、こちらのZ総研はIVE5位、TWICE8位、LE SSERAFIM10位と、K-POPも多いものの、1位なにわ男子、3位キンプリ、4位 Snow Man、9位SixTONESとジャニーズ人気が健在であることが良く分かります。

結局、アンケートを取る媒体や企業自体も、それぞれ自分達に近いZ世代の「界隈」にしか聞けないので、聞く界隈によって結果が大きく異なって当然なわけです。


で、個人的に興味深いなと思ったのが、ネクストトレンド予想。

memedaysが発表していた10代のトレンド予想では、K-POPが1位2位を抑える結果になっていたのが印象的でしたが。

Z総研のネクストトレンド予想はこんな感じ。

NewJeansと&TEAMは重なってますが、こちらも顔ぶれが結構変わるのが面白いですね。

ちなみに、画像に「Z世代12万人が考えた」と書いてあるからちょっとビックリしましたが、あくまで「Nom de plume」のインスタのフォロワーが12万人で、そのフォロワーにストーリーズで質問した、ということのようですので、ここは注意が必要です。
(正直、実回答数はかなり少ないと思うので、総研と名をつけて発表したり、日経クロストレンドに掲載するからには、もう少し画像の書き方は考えた方がいいと思いますが・・・)


というのは置いておいて、個人的に興味深かったのは、ここにTravis Japanが入ってくる点。

個人的にはTravis JapanがAGTの予選通過したり、米国のレコード会社でデビューしたりというのを追い続けているので注目しているんですが。
どちらかというと、ジャニーズファンの間では、CDデビューがないことや、日本デビューに対するサポートが薄いという声を目にすることが多かった印象なんですよね。

先日もYahooニュースのトピックスにTravis Japanがピックアップされてましたが、コメント欄が辛辣なんです・・・

でも、これってYahooニュースにコメントする世代の年齢層が高いからな気がしてきました。

K-POP同様、Z世代にとってはストリーミングサービスやYouTubeで聞く音楽こそがトレンドになるのが普通なわけで、CD販売とか店頭プロモの力の要れ具合とかは、案外Z世代には関係ないのかもしれないなとあらためて感じる今日この頃です。


なお、冒頭の記事は会員限定なので、24時間読める無料ギフトリンクはこちらをどうぞ。

Z世代が選ぶ23年注目ワード NewJeans、OKカフ、クァベギとは?:日経クロストレンド(この記事は2023年1月19日 22:28まで無料で読めます) https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01100/?gift=PIAaaDdkOh53KD8M1R5R6eSFWOiI0NUBlSJQpcThQeQ%253D&n_cid=nbpnxr_gift

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