【小さき者たちの】市井の人たちの痛みと強さを知ったとき、内にある小さな希望に気付いた
「小さき者たちの(松村圭一朗/ミシマ社)」を読んだ。
本仲間が、本屋巡礼で訪れた岡山の「スロウな本屋」で、熊本に縁が深い私のために買ってきてくれたのだ。有り難い話です。
ミシマ社で、気鋭の人類学者で、このタイトルと装丁!
いい予感しかない一冊だけれど、帯に書かれた「私は日本のことを、自分たちのことを何も知らなかった」という太字のコピーと「現代の歪みの根源を映し出す」という一文にドキっとして、緊張もした。
うー…。重いやつかも…。今の自分で読みきれるかな。
でもページを開き