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ハードウェアとソフトウェアの両面を改善しないとメンタルの不調はいつまでも起き続けてしまう

記事の見出し画像はみんなのフォトギャラリーから、manamiさんの画像を使用させていただきました。


現代はメンタル疾患で悩んでいる人は多いですが、精神疾患は『脳というハードウェア』と『心というソフトウェア』の両面を改善しないといつまで経っても治らないと思います。

心の方は認知行動療法とか考え方の変更、ストレスの回避や軽減、SNS依存を止めるなどで改善していけますが、脳の方は脳が不調にならないような生活や食事、適度な運動をきちんとする必要があります。

若い頃はあまり脳が疲労しにくくなっていたので、40代を越えても若い頃と同じように甘い物をよく飲食する人も多いです。
しかし必要以上の糖分摂取というのは高血糖により脳疲労をかなり進めて脳を不調にさせやすくします。

「糖分の取り過ぎは精神疾患の憎悪因子の一つ」と言っている精神科医も多い。
本として出版している医師もいますよね。

また、今はスマホやタブレットに中毒になってしまい、これでも頭をよく使う時間がかなり増えて脳疲労を大きく促進しています。
脳が「いい加減疲れた」と悲鳴を上げているのに、己の快楽のためにスマホを触り続ける人も多い。

さらに睡眠時間がきちんと取れていない人も。
寝る前にスマホを触っていたせいで睡眠が浅い人もわりといます。

興奮する事が多い事も脳の疲労を進めます。
感情を昂らせるというのはあなたが思っている以上に脳の疲労を進めてしまうのです。

脳疲労が進みすぎると脳の色々な部分の細胞や神経組織が破壊された状態になり、脳がまともに機能しなくなるというのは以前の記事でも解説しました。


心の方をいくら改善しても、脳というハードウェアがまともに機能しなくなると当たり前のように精神の不調が発生します。
逆に脳が健全な状態でも心というソフトウェアがおかしいと、これもやはり精神の不調を起こしてしまいます。

本当に精神疾患をきちんと治したかったら、心と脳、ソフトウェアとハードウェア、その両面で改善を図らないといつまで経っても精神の不調に悩まされ続ける事になってしまいます。