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【意外と知らない】匿名SNSの歴史と今後の展望!


今回の話題はSNSや匿名SNSの歴史と今後の展望です。普段当たり前のように使っているSNSですが、それはどのような歴史を持ち、どんな経緯で世の中に広がったのか知っている人は少ないのではないでしょうか。この記事ではそんなSNSの歴史を詳しく解説し、そこから見える特徴について述べます。また、改めてSNSの今後の展望や持続可能な付き合い方も考えつつ、このメディアでも度々取り上げてきた匿名SNSにも絡めていこうと思います。

SNSの誕生


1995年ごろからインターネットが一般に使われ始めました。しかしその頃のインターネットの利用は電子メールの送受信や、ホームページの閲覧が主でした。そんな中、1990年代後半から2000年代にかけて、「みゆきネット」や「2ちゃんねる」などのインターネット上の掲示板サービスがはじまりました。インターネット黎明期のユーザー間のコミュニケーションとしては、このような掲示板サービスが多く利用されました。さらにその後、ブログや先日このメディアでも紹介した「GREE」など、ユーザーを飽きさせない工夫がされたサービスも登場しました。


こうした常に変化する情報社会のなかで、その時代に合わせてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が形成されていきました。今ではスマートフォンひとつでビジネスからプライベートまで多くの部分で利用されるSNSですが、その誕生には長い過程がありました。

世界への広がり


SNSが誕生したあとは、世界的に社会の情報化が進み、世界へ広がりました。今ではTwitterFacebookなどのSNSは世界中に膨大な数のユーザーがいます。SNSでの常識はある意味で世界各地に通ずる基準とも言える存在になったのです。

匿名性への注目


今現在、SNSの特徴として注目を浴びているのが、「匿名性」です。しかし、そもそも掲示板がSNSとして利用されていた時代から、匿名性はありました。ですが、インターネットが世界に広がるまではサービスの知名度も低くユーザー数も多くなかったので、匿名性のメリットを感じて利用する人や、うまく活用する人はいませんでした。しかし、近年のスマートフォンの普及、さまざまなジャンルのSNSの誕生によって匿名性に注目が集まるようになりました。

匿名SNS


SNSへの匿名性へ注目が集まるにつれ、その匿名性をサービスのメインとして扱った「匿名SNS」もでてきました。匿名SNSは、さまざまなメディアデメリットこそ取り上げられがちですが、そのメリットにより多くの分野で問題解決に役立っています。

近年の爆発的普及


近年では、SNS今までにない爆発的普及をしています。各SNSのユーザー数は急増しているだけではなく、新たなSNSも多く世に出てきています。そして、その新たなSNSのユーザーもまた急増するという爆発的普及サイクルがあるのです。その理由について2つ解説します。

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お金が絡むようになった

1つ目はさまざまなSNSに「お金」が絡むようになったからです。例えば、インターネットネットバンキングが普及したり、アプリ1つでお金が管理できるようになりました。さらに最近はPayPayやLINEPay、楽天Payなどのキャッシュレスサービスがそれらに連携するSNSのポイントと関連づけることも増えてきました。多くの場面で、インターネットやSNSの中で便利にお金を管理したり、ポイントを利用してお得に買い物ができるようになりました。これがSNS利用者爆発的普及の原因1つ目です。


新型コロナウイルス


2つ目は、最近の社会情勢を大きくかえた新型コロナウイルスのパンデミック。これはSNSの普及にもつながりました。世の中で外出が自粛されるムードとなり、家で過ごす時間が増え、リモートワークや在宅での娯楽の需要が上がったからです。パンデミック以前からあったSNSのユーザーの増加はもちろんのこと、以前にはなかった新しいサービスも数多くリリースされました。

社会問題


近年世界中に普及しているSNSですが、それにより良いことも悪いことも社会問題として起こるようになりました。以下に両側面からの社会問題を書いていきます。


メリットとしての社会問題


メリットとしての社会問題は、先ほどからも述べているような高度情報化です。SNSの普及によってさまざまな情報が簡単に入手できるようになりました。それにより、自分で必要な知識をお金や時間をかけずに習得したり、遠方の人と簡単に連絡やお金のやりとりができるようになりました。コロナ禍以後は、会議やミーティングはオンラインで行うのがニューノーマルとなました。


デメリットとしての社会問題


デメリットとしての社会問題は、近年耳にすることも多くなった「炎上」です。「炎上」とはインターネット上のコメント欄などにおいて、批判や誹謗中傷を含む投稿が集中する現象のことです。芸能人やインフルエンサー、もしくはインターネットを利用する一般人に対して、誹謗中傷をする人が続出しました。近年ではそれが問題視され、各SNSで対策はとられていますが、簡単に完全鎮火とはいかないようです。

今後の展望


ここまで、SNSの近年の普及ぶりについて述べてきました。そんなSNSですが、今後の展望についてもまだまだ我々が体験したことのないような情勢になることが見込まれます。ここではSNSの将来像をご紹介します。

さらなる情報社会へ


SNSは今後もさらなる情報化社会になることが見込まれます。「今でさえ快適な情報社会なのにこれ以上も?」と驚かれた方もいると思います。現状でも十分に便利な情報社会です。ですがこれからは嗅覚、触覚など、今までの連絡手段に反映されて来なかった感覚器官においても共有できるようなツールも開発される予定です。さらには最近5Gが話題になりましたが、このように現状の通信もさらに早くなります。また、アバターなど仮想世界には入り込んで、現実世界とは違ったコミュニティが楽しめるようなSNSも普及してくるのです。


Society5.0


さらなる情報化社会の一例として、内閣府が公式に発表している政策「Society5.0」があります。これは、日本が抱えるさまざまな問題を情報化社会の進展によって解決していくことや人工知能を有意義に活用する日本が目指すべき未来の姿です。以下に内閣府の動画を引用するので、是非一度目を通してみてください。


この動画は夢物語ではありません。動画で紹介されてきたものの中にも、実際技術的にはもう実現できていて、法整備を待っている技術もあります。動画の世界はすぐそこに迫っているのです。

まとめ


いかがだったでしょうか。今回はSNSの歴史と今後の展望についてご紹介しました。SNSのこれまでの歴史とこれからの可能性に関心を持っていただけると幸いです。今回は以上です。


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