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不登校は悪いことじゃないんだよー

近年の教育界では度々問題となり、世間から注目されることもあるのが「若者の不登校」です。学校で何らかの問題があったり、嫌なことがある、または学校生活が合わないなど、さまざまな理由で「学校に行きたくない」などの気持ちが芽生えて来るのが主な原因だと考えられます。みなさんのまわりにも、自分が学生だったときに不登校の子がいたという方や、現に今不登校のクラスメイトがいるという方も少なくないのではないでしょうか。そんな不登校になってしまった若者たちに対し、新たな風をもたらすとして注目されているのが匿名SNSです。今回の記事では、不登校の若者たちと匿名SNSのベストな関係を考えていきたいと思います。

不登校になる理由


皆さんの学生時代にもクラスメイトのうち学校に来なくなってしまった人がいたかもしれません。または今現在学生で、友人が学校に来なくなってしまったなんて人も少なくはないはずです。近年の教育現場において不登校になる生徒、児童の割合は多いことが問題になっています。ここでは、それはなぜなのか、不登校になる理由を詳しく解説していきます。

学校生活におけるトラブル


一つ目は学校生活におけるトラブルです。例えば「友だちができない」「いじめ」「教師と合わない」などです。学校生活は児童や生徒の心に密接に関わっているため、その中で起きたトラブルなどがきっかけで不登校に陥ってしまうケースが少なくないようです。

家庭環境


二つ目は家庭環境です。学校にはさまざまな背景を持った子供が集まります。裕福な家庭もあればそうでない家庭もあります。それらのさまざまな事情を抱えた子供たちが一堂に会する学校では、なじめずに不登校になってしまうケースがあるのです。

発達障害


三つ目は発達障害です。不登校になってしまう児童や生徒が抱えている問題は、学校生活のトラブルや家庭環境などの目に見えるものだけではありません。発達障害や、生まれもったひとそれぞれの個性などから学校の生活に馴染めずに不登校になるケースもあるのです。それらを改善するために全国には支援学校や支援クラスが設置されているわけですが、それらの対策を尻目に不登校者の割合が増えていることも現実です。

精神疾患


四つ目は精神疾患です。三つ目の発達障害に含まれる場合もありますが、一時的にこのような症状になり、それがきっかけで不登校になるという人も少なくありません。発達障害と違うところは突然なる場合があるということです。つい最近まで健常だった人が、ある悩みがきっかけとなり疾患を負うこともあります。また、本人自身が自分が疾患を負ったことに気づかないケースもあります。このケースは自分の精神の状態に対して正しく対応することができなくなり、不登校に陥る原因になるのです。

「やむを得ない」場合が多い


以上四つを不登校に陥る原因としてご紹介しました。これを読んでどう思われたでしょうか。今回議論したいのは本人自身だけでは責任を背負いきれないものがあるということです。もちろん、自分でしっかりと「学校にいきたくない」という意思のもと、不登校になっているひともいます。しかし不登校の児童、生徒の大部分はこうした仕方のない、生徒たち自身に全ての責任があるとは言い切れない理由を抱えているのです。

現在の不登校の若者への対策


では、これらを救う方法として今現在はどのような対策がとられているのでしょうか。文部科学省が発表している不登校に関する施策を中心に以下で見てみましょう。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/futoukou/03070701/004.pdf

*PDFのためリンクが表示されません

心の教育の実施


これは文部科学省が公式に発表しているものです。児童や生徒に対し、多様な体験活動やそれを活かした道徳教育の実施とされています。いじめなどの学校生活のトラブルを未然に防止する意図があると思われます。

不登校への柔軟な対応


文部科学省では、不登校に陥った児童や生徒に対して、柔軟に対応するとしています。しかし、一口に柔軟に対応するといっても、不登校の問題にはさまざまなケースが存在します。そのことを考慮するとすこし抽象的な表現になっているといえます。

画期的な策はでてきていない


このように、不登校の問題に対しての策はどれもマンネリ化した抽象的なものです。また、画期的な策がだされていないことも見て取れます。

匿名SNSを不登校問題へ


ここで不登校問題の新たな風として提唱したいのが匿名SNSです。匿名SNSはこれまでもこのメディアで紹介してきた通り、インターネット上でのさまざまな交流をすべて匿名で行うことができます。学校生活でのトラブルがきっかけで不登校に陥ってしまい、対面でのコミュニケーションが苦手になりった人でも、それ以前と変わらずにコミュニティに参加することができるということです。匿名SNSをうまく活用することで、不登校の問題への対策とすることができるのです。

不登校の若者が利用するメリット


不登校の若者が匿名SNSを利用するメリットはなんでしょうか。改めて整理してみます。


匿名性を活かした自由な交流


先にも述べているように、匿名SNSでは自分の本名など個人情報を明かすことなく、自由に交流することができます。また、それに伴い、事前しなければならない面倒な登録などもなくすぐに始めることができます。

多様性を尊重できる


これまで不登校は「かわいそう」や「残念」など、ネガティブなイメージで捉えられてきました。ほとんどの児童、生徒が学校に来る中で、皆と違う行動をするわけですが、先にも述べたように本人に責任がない場合もあります。そのようなケースで不登校になった本人を「かわいそう」「残念だ」と否定的に揶揄するのは道理に合わないはずです。しかし、不登校になった児童、生徒も家で匿名SNSを用いれば、あらたなコミュニティで新たな友人と交流を持つことができます。そうなると、学校にこなくても(不登校になっても)コミュニケーションにおいて、特段他の児童、生徒に劣ったことは無くなります。また、教育を受ける側の子供たちにも自分に合ったものを選ぶことができるさまざまなケースの選択肢を与えることができるのです。義務教育の小学校、中学校では難しいかもしれません。しかし、義務教育を終え、自分の教育に対して選択権がある高校以上には特に意義のある方法になるのではないでしょうか。

世間の声


最後に、匿名SNSや、不登校に対して、世間の声を紹介します。

不登校に関しても、匿名SNSに関しても様々な意見がありました。

最後に感動する記事を1つ紹介します。


まとめ


いかがだったでしょうか。今回は若者の不登校と匿名SNSについて述べました。皆さんの中にネガティブな考えが少しでもポジティブになった人がいれば幸いです。今回は以上です。

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