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ソーシャルギフトって?ー匿名配送でプレゼント

ソーシャルギフトとは?


「ソーシャルギフト」という言葉を聞いたことありますか?
インターネットやSNSの普及率が高まる近年、ソーシャルギフトというサービスがじわじわと注目されてきています。
簡単に言えば、「相手の住所がわからなくてもプレゼントを贈れる」というもの。
一般的には、実物を人に送る時には住所と本名が必要ですよね。
ものを送ると言えばそういうものです。

しかし、ソーシャルギフトでは相手の住所や本名を知らずとも、SNSの情報さえあれば贈り物を届けられるのです。

今回は、ソーシャルギフトの仕組みや実際のサービスの紹介、匿名配送のメリットとデメリットについて考えてみます。

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匿名配送の仕組み


ソーシャルギフトは匿名配送という配送方法で送られます。
メルカリやラクマなどを利用する中で知っているという人はいるかもしれませんね。
出品者・購入者ともに、個人情報の交換をせずに取引ができる仕組みです。

同じように、インターネット上から誰かにギフトを贈る時にTwitterやLINEなどのSNS情報さえあれば発送できるのがソーシャルギフト。
お互いの個人情報は伏せつつ、気持ちを込めた現物をプレゼントできるということで、非常に便利なサービスです。

大まかな流れとしては、

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といった流れ。
簡単で便利ですよね。
受け取り専用URLをSNSやメールを通してお知らせするだけなので、個人情報を直接聞く必要はありません。

実際のサービス


それでは、実際にはどのようなソーシャルギフトのサービスがあるのでしょうか。
今回はLINEギフト・MOO:DMARKgifteeshaddyGift Padの4つを例としてご紹介します。

LINEギフト


LINEギフトは、SNSのLINEと同じ運営元のソーシャルギフトサービスです。
LINEを通してギフトを送れるサービスで、そのラインナップは日々充実しています。
スターバックス・ローソン・Amazonなどで使える金券(eギフト)から、実物を住所を知らない相手に送れる配送ギフトがあります。
また、価格帯も500円のeギフトからあり、ちょっとしたお礼などにも使えます。

LINE自体が非常に多くのユーザーを抱えていることもあり、提携している会社やサービスが非常に広いことが特徴です。

MOO:DMARK


MOO:DMARKは三越伊勢丹との連携のあるソーシャルギフトサービス。
SNSのアカウントを通してギフトを贈れます。

ハーブティーや石鹸などの1,000円未満のものから、お酒や時計など、10,000円を超えるものまで幅広く取り扱っています。
サイト内では値段の他にキッチン用品・インテリアといった商品カテゴリ、ウェディングや出産などのシーン別でも絞り込みができるので、贈る相手のことを考えながらゆっくり見てまわれますよ。

また、サイト内の「ギフトコンシェルジュ」機能を利用すれば、悩みがちなギフト内容を決めるヒントになります。
品揃えが豊富なぶん悩んでしまいそうですが、そのあたりまでフォローしてくれるとはさすがです。

giftee


gifteeは比較的カジュアルなギフトを中心に扱うソーシャルギフトサービスです。
ドトールコーヒーやスターバックス、西松屋などと連携しているため、デパートなどからの贈り物よりも受け取りやすい感じがありますね。

カフェで使える金券は200円から、ホテルの宿泊チケットは60,000円を超えるものまで。
相手やシーンによって、ちょうど良いものを選べます。

また、SNSで送信する際に添えるギフトカードにはシンプルな文字デザインから可愛らしいイラストデザインまであるので、ただURLをギフトです!と贈るより柔らかな雰囲気を作ってくれますよ。

shaddy


shaddyはギフトを取り扱う株式会社シャディの運営するソーシャルギフトサービス。
LINE・Instagram・Twitter・Facebookの4大SNSを通してギフトを贈れるため、ほとんどの人が利用できるのではないでしょうか。
商品価格は1,000円未満のお茶菓子や日用品から20,000円以上の家具や家電まで様々。

また、指定商品を贈るのではなく、カタログを贈ることもできます。
カタログ内から好きな商品を選んでね、という形なので、誰かと被ったり、要らないものを贈ってしまったりするリスクを回避できます。
悩みすぎてしまう人にもおすすめのプランです。

Gift Pad


Gift Padは資生堂や象印、パナソニックなどのブランドと連携しているソーシャルギフトサービス。
500円のクオカードから、100,000円を超えるジュエリーセットまで取り扱っています。
先に紹介した3つに比べて少し敷居の高い印象のあるソーシャルギフトサービスですね。ビジネスシーンでも利用しやすい感じがあります。

個人の他、法人向けのギフトサービスもあり、特にオンライン化の進む最近では便利なサービスとして好評です。
社員一人一人の住所を自分であて名書きせずとも、LINEでぱっと贈れてしまうのですから、社員を多く抱えるほど便利なサービスでしょう。

使用シーン
4つのソーシャルギフトサービスをご紹介してきましたが、具体的にどのようなシーンで使えるのか考えてみましょう。
個人の何かのお祝いや、季節のイベントのギフトを贈る場合、ソーシャルギフトサービスは大変便利です。

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お祝いに


個人のお祝い、例えば結婚出産誕生日引っ越しなどがありますね。
どのお祝いにしても、いざ贈り物を選ぶとなると悩んでしまう経験がある人は多いのではないでしょうか。
デパートなどに足を運んだり、Web記事を読んでみたりしたけど、ピンと来なくてそのまま日にちだけが過ぎていく……。
そういった時、パソコンやスマホから一覧を見られる上、そのままギフトを贈れるソーシャルギフトサービスを利用すれば、時間も節約できますし、決めきれなければカタログを贈る手もあるので、焦らずにお祝いできます。

季節のイベントに


季節のイベントとしては、お正月クリスマスお歳暮などがあります。
個人のお祝いと違って、定番のものがある程度決まっている季節のイベントのギフトですが、ソーシャルギフトサービスの最新のおすすめから選んでみることで、受け取る人に「お!」と思わせられるかもしれません。
また、社会人として初めてこういったギフトを選ぶとなると悩みがちですが、ソーシャルギフトサービスの季節のイベント特集を利用することで相手に失礼のないものを確実に選べるのも安心です。

匿名配送のメリット


ソーシャルギフトサービスに限らず、フリマアプリなどでも導入されている匿名配送のメリットは、やはり個人情報の保護です。
お互いの住所や本名を明かさないまま、ものを送れる・受け取れるのは、SNSなどで匿名性の高まる近年では需要のあるサービスであると言えます。
SNSで仲良くしているとはいえ、相手に住所や本名を教えてとは言いづらいシーンを経験した人もいるでしょう。

匿名配送を利用すれば、そういった気まずさもなく、気軽にものを送れるのです。

匿名配送のデメリット


匿名配送のデメリットとしては、トラブル発生時に長引きやすい点です。
個人情報を伏せているために、配送中などに破損などのトラブルが発生した際にスムーズな解決が見込めず、時間を浪費してしまうケースや受け取る側に手間をとらせてしまうケースがあります。

基本的にメリットの大きい匿名配送ですが、トラブルがあった際の解決の点ではデメリットがあります。
ソーシャルギフトサービスを利用する際は、トラブルへの対処について事前に確認しておくと安心です。

まとめ


今回は匿名で贈れるギフトについて、実際のサービスの紹介と、匿名配送のメリット・デメリットについて書いてみました。
お祝い事や季節の贈り物にも今後益々需要が高まりそうなソーシャルギフトサービス。
贈り物に悩んだら、ぜひ一度カタログやギフトサイトなどに目を通してみてくださいね。

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