SESで働くメリットを考える

SESのメリットをパッと上げてみました。
・各常駐先の開発方式を知れる
・システムに飽きたら別の常駐先に行ける
・正社員特有のめんどくさいアレコレがない
・未経験者の門戸が一番広い
こんなところですかね。

各常駐先の開発方式を知れる

開発現場によって様々な風習があります。
その風習の中で仕事ができることは、エンジニアにとってプラスです。
良いところは真似をして、悪いところは修正する。
一つの現場しかいないと視野が狭くなりますからね。
解決策を思いつかなかったりするんです。
いろんな開発現場を回ることによって、良い悪いの知見が蓄積されていきます。
それを持って常駐先の開発現場で価値を出していけばいいのかなと思います。

システムに飽きたら別の常駐先に行ける

一つのシステムやアプリしか触れないというのは、なかなかに飽きるものです。
1年くらいすると飽きてくるんですよね。
1年触るだけではわからないシステムもたくさんあるんですけど、逆に全体像が見えないシステムは自分が何をやっているかわからなかったりするので、あまり美味しい案件ではないような気がします。
実力が伸びない案件というのもあります。
レガシーな技術を使っている案件ですね。
エンジニアはやはりモダンな技術を実務経験として培って、どんどん単価を上げていきたいところです。
それにモダンな技術を使っている現場の方が、社風的な意味でも居心地が良かったりするんですよね。
常駐先が合わなければ、別の選択肢があるというのはメリットですよね。
受託開発会社に入ったけど、合わなかったとなれば退職しないといけないですから。
職歴にも傷がつきます。

正社員特有のめんどくさいアレコレがない

正社員だと、会社からのよくわからない評価軸で評価をされたりします。
社内SE的な実務とは関係のない業務もやらなければなりません。
現場に行っていわゆる雑用的なタスクをやっている新卒の子達や経験の浅い子達をみると、ちょっとかわいそうだなっていう気もします。
正社員の宿命ですね。
その点こちらは業務にフルコミットして成果を出す必要があります。
自身の技術が伸びるような仕事に全うすることができます。
不要な仕事を(結局誰かがしなくてはならない仕事ではあるのですが)やらなくていいことは効率的に自分のキャリアを築くことに役立ちます。

未経験者の門戸が一番広い

やはりSESは誰でも入れるレベルには門戸が広いです。
人がいないと売り上げが立たない商売なので、どんどん人を入れたいんですよね。
僕自身もSESでエンジニアのキャリアを始めました。
受託開発会社より自社開発会社より就職難易度ははるかにイージーです。
こんなメリットを軽々しく超越してくる『案件ガチャ』という大きなデメリットはありますが、いったんメリットだけに目を向けましょう。笑
できれば、SESではキャリアはスタートさせない方がいいです。
頑張って勉強して、ポートフォリオを引っ提げて、自社開発会社や受託開発会社の面接に臨みましょう。
良質な実務経験を積める確率を高めることが、エンジニアと一気に成長できる環境に身を置ける手助けになります。

SESのメリットをまとめてみました。
次はSESのデメリットもまとめてみようと思います。

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