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小学校の支援クラスってどんなかんじ?

夫と息子と3人で、小学校に見学に行ってきた。
来年、息子が小学1年生になる。
発達障害があるので、普通のクラスに入るのか、支援を受けられるクラスに入るのか検討するためだ。

どっちのクラスの様子も見てきた。
そういえば、こうやって客観的に小学校の授業を見るのって初めてだ。
自分が小学生だったときしか知らないから。

大人になって見てみてると、アットホームに感じた。
通常クラス(1~3年生を見た )では先生が黒板の前にいて、みんな席を立ったりはしてないけど、わいわいしている。
支援クラスでは3人の生徒が何かを一生懸命つくっていた。
どちらも楽しそうに見えた。

通常クラスは1年生から6年生まで1クラスずつ。
支援クラスは2クラスあって、少人数制で学年もバラバラだ。
それぞれの進度に合わせて学習が進む。
だけど、ずっと支援クラスの教室にいるわけではなく、母体は通常クラスであり、どちらの教室にも自分の机があるのだそうだ。

国語算数とかは支援クラスで、図工は通常クラスで、みたいに、その子によってどちらでどのぐらい学習するかカリキュラムを組むらしい。
最近、落ち着きがないなってなったら支援クラスの割合を増やしたり、かなり柔軟な対応をしているようだ。

こんなにひとりひとりの生徒をみてくれているのかと、正直おどろいた。
学校にもよるのかもしれない。

支援クラスがあるから、みんなに追いつけない子も、みんなとの関わりを持ちながら自分のペースで学習できる。
実際通い出したら、ぶつかる壁は何かしらあるだろう。
だけど保育園の友達と同じ小学校へ行くのを本人も希望している。
そして、実際に見てみて3人の部屋の方(支援クラス)がいいと言っていた。
わたしも夫もそれがいいんじゃないかなと感じた。

みんなと同じことをするのが苦手で、臨機応変ができない息子。
学校がイヤにならないように、楽しく通えるほうを選びたい。

今日は初めての場所で緊張していた息子だったけど、ここに通うところがなんとなく想像できた。

夫の母校でもある地元の小学校。
30年前と変わらない校舎。
古くてぼろくて使い込んだいい感じだ。
先生と生徒たちの全体の雰囲気がよかった。
通常クラスはみんなでわいわい、支援クラスの生徒は見学者がいるのでエヘヘッと照れながら黒板に計算式を書き、担任の先生はふんわりそれを見守っていた。

どんな空気感なのかはやっぱ行ってみないと分かんない。
「楽しかったね」と言って帰ってきた見学だった。



まだまだ就学準備はつづく………


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