歴史あふれる街並み、心揺さぶられる増毛町(ましけちょう)2
みなさんこんにちは。
紅里です。
昨日の続きです。
今日は旧商家丸一本間家と増毛小学校旧校舎を巡ります。
旧商家丸一本間家とは
立派な外観。
絵になる~。
入館料400円を支払い早速中へ。
まずは呉服店舗に案内される。
こういう建物が増毛にあることも知らなかった。
昔、増毛はニシン漁で景気が良かったとはいえそもそもは小さな港町。
それでこの規模の家を建てたのだから本当に豪商だったのだと思う。
20年以上の歳月をかけ明治35年に完成したとのこと。
重要文化財に指定されるだけあるね。
戦中戦後の激動の中で事業を少しづつ縮小し今は國稀酒造の営業を続けています。
時代だね。
さて、旧商家丸一本間家を見学中、増毛小学校旧校舎が5/3から5/5まで特別に建物内を開放すると聞きました。
特別というワードに弱い私。
早速見に行きます。
増毛小学校旧校舎は小高い丘の上にありました。
これは景色が良さそうだ。
丘を上がると・・
え!エモい!!
まるで映画に出てくるような小学校だ~。
旧増毛小学校は1936年に建築された戦前の木造校舎で2012年3月まで使用されていたそう。
現存する道内最古にして最大の木造校舎だ。
中に入り、案内の方が色々説明してくれた。
当時の写真が残っているのがすごい。
画像にないが卒業アルバムなどもあった。
これらの物を一体どこにしまっていたの?
運動場、いまでいう体育館なんだけど。
運動場の下に横の木の看板で微かにアルファベットが見えるの、わかる?
これ、昭和20年にGHQがニシン漁の視察に来た時にここを運動場兼休憩所として使用したんだって。
それで「Indoor Gymnasium」の看板がついているんだとか。
ここの体育館はすごく音の反響が良くて札幌交響楽団のコンサートが開かれたこともあるんだって。
そしてこのグランドピアノは北海道で2番目に入ったピアノだそう。
調律はしていないそうなんだけど、なんと弾いていいよと許可が!
もう何十年もまともに弾いていないことを後悔。
猫ふんじゃったすらつまずく。
でもすごく良い音!
体育館に優しく響きわたる。
貴重な体験をさせてもらいました。
ぐるっと一周して見学終了。
いやー。
いい見学させていただきました。
全国にも廃校っていっぱいあると思うけどそのままにしないで活用しているのがいいよね。
宿泊施設や給食を出してレストランみたいにしているところもあるみたいだしね。
大人なら懐かしい気持ちになるし、昔の雰囲気を知らない子供なら今の学校との違いを感じてもらうのも楽しいよね。
もちろん維持するのは容易なことではないけど、増毛町ではふるさと納税で修繕したりしているそうだ。
私も今年は増毛のふるさと納税を利用しよう。
いかがでしたか?
北海道は観光地がいっぱいあって増毛は順位的に低くなってしまうかもしれないけど、それでも一見の価値ありです。
北海道にくる機会があれば是非!
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