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鳥のフンが落ちてくる。

ピンポイントで鳥のフンが自分に落ちてくることが、人生で何回あるのだろうか。

わたしは今のところ3回だ。
けっこうショックなので覚えている。

車に落ちてくることは割とある。
うそでしょ?!って言うくらい大きな白いかたまりがついていたこともある。
夫は以前勤めていた会社の駐車場で毎日車がフンだらけになっていた。
洗うのが大変だった。

そういうのとは別で、自分の体と身に着けているものめがけて落ちてくるフンの話だ。

一番最初は、小学生の頃。
近所の神社に友達と遊びに行ったときのことだ。
買ってもらったばかりのお気に入りのリュックを背負っていた。
何か取り出そうと開いた瞬間、空から落ちてきた。
ちょっと大人っぽい合皮の黒いリュックに白いものがビチャっと。

そのショックは何十年経っても忘れられない。

次に思い出すのは大学生の時。
京都で一人暮らしをしていた。
いつも通る畑の横を自転車で走っていると、ビチャっ。
左足太ももにキャッチしてしまった。
自転車のスピードで追いついてしまったのか。

しばらくその場でボー然とした。


そして一昨年くらいのこと。
息子をだっこして散歩していると、わたしの左肩にポトッ。
息子につかないように、そ~っと息子をおろし、ちょっと待ってね、鳥さんのうんち取るからと言ってティッシュで拭きとると種のようなものが入っていた。
おかげで、鳥さんが木の実を食べて、こうやって種をまくんだよ、という学びの機会を得た。


そしてやっと、頭上を鳥が飛んでいるときは警戒するようになった。
なんなら外を歩くときは必ず帽子をかぶったがいいかもしれない。
頭だけはイヤだから。

職場の駐車場から建物に入るまでも、鳥が飛んでいるとチラチラ気にして小走りなる。

何の鳥のフンなのかとかは全然分からない。
わたしがショックを受けている間に遠くまで飛んで行ってしまうのだろう。
次は瞬時に上を見てやろうと思う。


運がいいのか悪いのか。
金のうんこが幸運を呼ぶのなら、鳥のフンも幸運を呼んでほしい。
金色じゃないとダメなのかな?

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