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移転/財務、人事、計画システムのWorkDay六本木ヒルズへ

アメリカを本社にするオンデマンド型財務管理・人財管理ソフトウェアベンダーであるWorkDayの日本法人が六本木ヒルズへ移転した。
移転の目的はコロナ後を見据えたコミュニケーション型のオフィスを設けるためである。同社のリリースからすでに移転は完了している。

会社概要と業態

Workday, Inc.は、アメリカのクラウド型財務管理・人財管理ソフトウェアベンダーである。

2005年のオラクルによるピープルソフト買収後、ピープルソフトの創業者で元CEOのDavid Duffield氏と、元チーフストラテジストのAneel Bhusri氏が設立。2012年10月、WorkdayはIPOに成功し、企業価値は95億ドルとなった。

2020年のフォーチュン誌従業員満足度調査では「2020年に働きたい企業トップ100」の5位に、『San Francisco Business Times』誌の「Best Places to Work in the Bay」の大企業部門で2位にランクインしている。

顧客数は2022年現在、世界各国で3350社以上で、2021年1月決算では43億ドルの売上を計上している。

日本法人において、設立は2013年8月、2015年に人事関連の「Workday HCM」の提供を本格的に始めたが日本では人事・評価制度に異なる点が多く、欧米製のHCM製品が日本企業に適さない面などがいくつか存在し、商品の定着が困難であった。

その後、2019年に巻き返し案を図り同時に人材の採用に力を入れていた。2018年時点では40名ほどの従業員数は1年余りで60名を越す規模へと成長している。
その後、2020 年 8 同社の日本法人であるワークデイ株式会社のエグゼクティブ・プレジデント兼日本担当ゼネラルマネージャー日本法人社長に正井 拓己氏が就任する。

移転経緯

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