移転/金融のアコムがオフィスを汐留へ
東京スタンダードに上場しておりローン事業・クレジットカード事業・信用保証事業を運営しているアコム株式会社がオフィスを移転する。定款上のオフィスは千代田区であるが今回の移転において港区への移転を行う。
移転先のビルは東京汐留ビルである。
会社概要と業態
アコムの創業は1936年、兵庫県神戸市生田区(現・中央区)三宮に創業者・木下政雄が繊維製品卸小売業の「丸糸呉服店」を開業することによって開始された企業である。
1951年「丸糸呉服店」から「株式会社丸糸商店」に商号変更をする呉服店の運営から割賦販売や信用取引へと変更してゆくことになる。
1972年「丸糸株式会社」から「マルイト株式会社」に商号変更、企業独自でキャッシュディスペンサー機を開発・設置し、年中無休・24時間稼動を開始した。これが当時一斉を風靡することとなる。(その後、業界初の自動契約機「むじんくん」を設置する前段階)
中央区日本橋に消費者金融業の「アコム株式会社」を設立
2000年代に入り現在の株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社となる
移転の背景と目的
同社のリリースによると
働きやすい職場環境の構築に加え、横断的なコミュニケーションを更に活性化し、イノベーシ ョンを誘発できるようなレイアウトの実現を目指し、本社を移転とある。
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