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移転/令和トラベルが新拠点を渋谷エリアに

令和トラベルが渋谷桜丘に新たなオフィスを設ける。令和トラベルは、2021年3月には第一種旅行業免許を取得し、2021年4月には創業。令和の時代にふさわしい新たな旅行事業をスタートする。

移転先は桜丘フロントビルの2階である。

会社概要・業態

コンセプトはあたらしい旅行を、デザインする。創業は創業2021年4月5日とスタートアップ企業である。令和時代に即した旅行体験の提供を行う見込み。

経営陣が特徴的であり期待感を持たれている。代表の篠塚 孝哉氏は宿泊予約サービス「Relux」を運営する株式会社Loco Partnersの創業者である。いわゆるシリアルアントレプレナーとして今回は旅行業の大元にチャレンジするようだ。

また、リクルート出身の田村 博司氏をCHRO(人事最高責任者)に据えており人材育成や獲得にも力を入れていく模様である。

移転背景について

移転先については桜丘フロントビルの2階となっている。約30坪程度のオフィスである。同社の移転は新規にオフィススペースを設ける事と今後の事業拡大が見込まれるためである。しかし当面はコロナの影響も鑑みてオフィスへの出社は無くリモートでの営業を行う予定である。

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このビルは元々は楽器店が入居していたビルである。ミュージックランドが一棟で保有していたがその後東急不動産へと売却された。

現在も東急不動産が所有しており、今回も東急不動産の一環であることをうかがい知ることができる

「ニュートラル・イノベーション・ベース」として東急不動産が桜丘の再開発及び、渋谷エリアの活性化に向けて様々な企業とのイノベーションプラットフォームを作ろうとしている。

アカツキ、貝印、cinra、東急不動産、FIREBUG、MIRAI-INSTITUTE、社団法人渋谷未来デザイン、LOOHCS、令和トラベルが参加企業に名を連ねており、創業113年目の貝印から、4月に起業したばかりという令和トラベルまで、多種多様な企業が集う。

令和トラベル社も同施策への賛同をしており、今回の移転先も同様の背景をうかがい知ることができる。

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東急不動産はすでにスタートアップ向けの支援施設を複数提供しておりスタートアップからベンチャー、そしてメガベンチャーの誘致にむけて様々な取り組みを行っている。

アクセラレーションプログラムの運営企業を誘致した「Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産」、自社保有物件を活用したスタートアップ共創施設「GUILD(ギルド)」を渋谷エリアで展開

旅行代理店の多くが大打撃を受けているさ中、拡張・拠点開設での新規オフィスを設けるのは珍しい。一時期渋谷のオフィスニーズは低迷したが復活の足掛かりとなるのであろうか。

[概要]

企業名:令和トラベル
移転先ビル:桜丘フロントビル(東京都渋谷区桜丘町16-12)
賃借面積(移転先):2階 約30坪 (1フロア)
予測賃料帯    :ー

移転元ビル:なし 新規オフィス開設

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