移転/食品輸入販売のミトクが浜離宮インターシティへ

穀類等原材料の輸入販売などを行っているミトクがオフィスを移転した。移転先は浜離宮インターシティの約100坪程度のオフィスを賃貸する。
ビルの移転規模としては同社は同じ規模感のオフィスを借りており、ビルグレードの面の改善や商品センターへのアクセス面改善が想定される

会社概要と業態

株式会社ミトクは創業昭和34年12月、設立昭和44年5月1日の老舗企業である。主には国内食品の輸出、日本国内向けには輸入販売を行う企業である。

醤油、味噌、茶、酒、酢、梅干、各種海藻、麺、菓子類をはじめ豆腐製造機、厨房機器類など約80種類、200品目の輸出を行っており
その他、有機栽培丸大豆、穀類等原材料の輸入販売。

「エコリップス」、ECOCERT認証コスメ「MADARA」「シガールビオ」の輸入販売をしている

同社は専門の輸入サイトを持ち日本国内製品の輸入。また日本国内向けにはミトクオンラインショップを運営している。

2010年、業務の拡大により、港区芝の田町日工ビルに移転。
2013年、フランス SDA社よりECOCERT認証ソープシリーズの輸入を開始。
2018年、食品部門の物流センターを江戸川区に移転。
2019年、創立50周年を迎える。
2020年、公益財団法人 食品等流通合理化促進機構主催 令和2年度「輸出に取り組む優良事業者」として、農林水産大臣賞を受賞。

https://mitoku.co.jp/company/

移転の背景と目的

田町日工ビルの利用面積から同社の移転規模はほぼ同一面積での移転と推定できる。大きく変化があるのは2点である。ひとつは2010年の移転から約10年以上たっておりファシリティ面や働き方に変化が出ている点。

もう一つは、商品センターとの利便性である同社は、東京都港区海岸3-5-10 東運ウェアハウス 2Fに商品センターを構えている。そこから考え少しでも利便性をあげる目的は考えられないことも無い

移転前のオフィスと移転後のオフィス

移転前のオフィスは田町日工ビルの約90坪程を利用、移転後は約109坪ほどのオフィスフロアに移転したとみられる。浜離宮インターシティビルは日鉄興和不動産が手掛けるシリーズビルの内のひとつ。ビルのスペックやグレードは非常に高いことが特徴の内の一つだ。

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