今では好きで聴いているビートルズを、中学の時に聴かなかった理由!
こんにちは、オールディーズが大好きな 浜松市天竜区佐久間町の理容師 乗本和男 です。
中学生の時に、同級生のみんなが聴いていたビートルズの曲を、僕は全く聞かなかったというよりも、好きではなかったんです。好きではなかったのは、実は曲ではなく、そのヘアースタイルが好きではなかったんですよね。あのキノコみたいなマッシュルームヘアー(マッシュ)が好きではなかったんです。
僕の仕事柄、お客さんのヘアースタイルをマッシュにしていますが、今ではなとも思わないのに、当時は思春期の真っ只中で、反抗期的なところがあり、良い音楽も受け付けないとこがあったんでしょうね。やはりビートルズよりも、オールディーズと初めに出会い、そしてクールスと出会い、リーゼントのカッコ良さを知ってしまったからなんです。
レコードを買う時に、曲の良し悪しよりも、ジャケットの写真で決めていたんです。名前を知っていて買うのではなく、豊橋のラビットフットという輸入レコード店に行っては、ジャケットの写真がリーゼントとかオールディーズぽいものを選んで買ってきたんですよね。ですから失敗して全く内容が違い、カントリーみたいな曲のレコードまりました。
そのくらいオールディーズとリーゼントというものが、僕の中で強い位置にいたんです。ですからいくら良い曲でも、歌う歌手がリーゼントでないと聴く気にもならなかったというわけです。
そんなわけでビートルズを聞くという気持ちにはならなかったんですよね。でも初期のシルバービートルズは、リーゼントで決まっていて、かっこいいなって後から気がつきました。
フロントのポンパドール、サイドをビシッと抑え、バックをダックテールにして作り上げたリーゼント!その凛としたヘアースタイルが好きなんですね。今考えたら、中学の時にビートルズを聴いていたら、またファッションやヘアースタイルが変わっていたかもしれませんね。
自分が大事にしているものって、こうやって幾つにになっても変わることはなく、永遠に続いて行くものだなって改めて感じました。でもそんな中で、中学の時には聴かなかったビートルズも聴き、良い曲には耳を傾ける柔軟さができて(笑)大人になったなって感じている次第です。
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