#13 準備体操してますか?
私達は大抵の場合、年々運動量が減っていきます。
小さい頃は「休み時間」に走り回り、「自由時間」に走り回り、
さらに体育や習い事、部活が始まれば毎日の練習に週末も大会や練習試合。
中にはプロやアマチュアのスポーツ選手になり、さらに本格的に運動が生活の一部となっていく方もいらっしゃいます。
ですがやはり大抵の場合、学生の時代を過ぎれば運動量は減り、筋力は二十歳をピークに落ちていきます。
そして「休み時間」に仮眠をして、「自由時間」に睡眠をとります。
そして「昔はこんな事全然大丈夫だったのにな…いてて…」と、
些細な動きやたまたま行ったスポーツや運動でからだを痛めてしまいます。
では、子供たちやスポーツ選手と、我々のような特に運動をしていない人との最も大きな違いとは何でしょうか。
それは「からだの準備」です。
プロやアマチュアの練習や部活の前はもちろん、体育の授業の時も必ず「準備体操」をします。
ですが何故かそこから離れてしまうと準備体操の考えはスポンと抜けてしまう人が多いです。
運動量は減り、筋肉や関節の固さや筋力低下など、運動能力は落ちてきているにも関わらずです。
日常生活にも準備体操を
私達の生活はスポーツそのものであると私は思います。
「ボールを投げること」と「洗濯物を取り込むこと」
「スクワットをすること」と「PCで文字を打ち込むこと」
どちらもハードな「動き」です。
違いはその「競技特性」と「強度」だけです。
当たり前のように行う作業こそ、万全の準備が必要です。
何故なら、もしその作業を「不適切」な状態で繰り返せば繰り返すほど、組織に負担がかかり損傷したり、変形の元となるからです。
ピッチャーが準備体操をせずに、万全ではない身体のため狂った投球フォームでピッチングを繰り返せば、当然いつか肩や腰を痛めます。
それと同じことが家事や仕事でも言えるのです。
ですので、一日の始まりに5分でもいいですので準備体操をすることをオススメします。
やり方は昔やっていた「準備体操」と同じようなもので構いません。
肩や背中を回し、ももや脇腹を伸ばし、膝の屈伸をしたり、腕が天井まで届くまで身体を伸ばしたり、逆に床に着くように身体を曲げたり。
または口を大きく開けてみたり、思いっきり笑ってみたり、一度大きな声を出してみたり。
準備をしておけばあとは自然とからだもその動作をしやすくなります。
生活に準備体操を。
是非明日からでも今からでも、取り入れてみてください。
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