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英語力が伸び悩んだときの劇薬?!

こんにちは!

ネイティブの英語を
丸ごと理解する英語力を叶える
英語脳を鍛えるコーチ山口とうこです。

先週末は愛知県大府市の
おおぶ文化交流の杜図書館で行われた
英語多読を発明された酒井邦秀先生の
「続・アニメや絵本から始める英語多読」講演会に
参加してきました

大盛況でした

講演会前後には酒井先生とのランチ会や夕食会もあり
私もほぼ10年ぶりに全参加!
楽しかったし非常に有意義でした

今日は私が多聴多読にはまっていった歴史について
お話しします。

私が英語多読とやらをやってみようと思ったのは2007年。

当時、私は米系銀行で専門職をしており
英語でメールを読んだり
英語でレポートを書いたり
英語でプレゼンしたりすることは
普段からしていたのですが

洋書を読むとなると、なぜか
辞書を引かないと読めなかったのです
そして、それが大きなコンプレックスでした

夫の仕事の関係で16年勤めた会社を辞めて
名古屋に引っ越してくることになり
子どもたちも2歳と0歳で
働く予定もなかったことから
「何かできることないか?」と探していたところ
出会った本がきっかけでした。


私の英語人生を一変した一冊

「快読100万語!ペーパーバックへの道:
 辞書なし、とばし読み英語講座」

何何?

『いままでのようなつらい勉強は不要!
やさしすぎるくらいやさしい本からはじめて、
無理なく読めるレベルの本をたくさん読んでいるうちに、
読書量が100万語に届くころには、
英語のホームページも楽しめる、
ほんとうの英語力が身につくのです。』
Amazonの内容紹介より

まるで私が求めていたものなんですけど!
(英単語を覚えるのが苦手なんです。。。)

これは会社辞めたら一番にやる!と決めて
近くの書店で投げ売りされていた
薄い子ども向けリーダーを50冊くらい買いました。

英語多読には大切な3原則があります
1・辞書をひかない
2・わからない語はとばす
3・むずかしかったらすぐ投げ出して次の本に移る

よくわからないけど、名古屋に引っ越してすぐに
始めてみました

当時は、パソコン通信の掲示板があって
各地で多読のオフ会が盛んに開かれていました。
(今も開催されているところがあると思います)

名古屋でも毎月開催されるなど非常に活発で、
私のような新参者も本当に暖かく迎え入れてくださいました

誰も知り合いのいない土地に引っ越してきて
ほぼワンオペだった私には本当にありがたい場所でした

子育てと多読しかやることがない私は
外資系で働いていた頃のペースで多読しました

最初はこんな読み方でいいのかな?などと
ちょっと不安になりながら読んでいたのですが
Magic Tree Houseという冒険ファンタジーとの出会いで
私の多読は加速しました

森の中で見つけたツリーハウスが突然回り出すと

小学校の低中学年の子どもたちが
読むような本なのですが
だからこそ、自分が小さい頃に夢中になって
読んだ本の感覚を思い出して
面白くて、面白くて、どんどん読みすすめました

多読を知る前の自分だったら
子ども向けの本なんて恥ずかしくて
手を出せなかったと思います

でも、この「夢中になって」というのがポイントです

お気に入りの本が見つかればこちらのもの
辞書なんて引いてるなんて時間がもったいない
だって話の先を知りたいのですから

こうして、語数が増えてくるに従い
オーディブルにも興味を持ち
オーディブルを聞きながら本を読んだところ
とんでもなく楽なことに気づいたんです!
(今で言う、多聴多読)

音がないと、頭の中で自分が音読してる感覚で
発音のわからない単語に出会うと
そこでいちいち読むのが止まってしまい
結構なストレスなのです

でもオーディブルがあれば本が楽に読める!


76,944語 オーディオブック8時間25分

1年後には、ハリーポッターを楽々と読んでいました

効果音もあり、朗読のStephen Fryさんの声が
なんとも世界観を盛り上げてくれます

「そもそも英語で仕事してたくらいだから
 それくらい読めて当たり前では?」

と思うかもしれません。

いえいえ、そんなことないのです
「辞書を引かない」で読むトレーニングも必要でしたが

それ以前の問題で
ネイティブが普段自然に使っている語彙でも
ビジネスでは全く使わないことが非常に多いのです

ビジネス英語の語彙はある程度持っていても
ネイティブが普段使う英語の表現方法や語彙は
抜けているわけです。

英語多読はこの「スカスカ」の部分を
埋めていく作業
なんだと思うのです

そして、オーディオブックを使うことで
発音のわからない単語がなくなりますし
何より、

「めちゃくちゃリスニング力がつきます」

リスニングの問題を解きながら
答えを見ているようなものなんだと思います
しかも大量に聴いたり読んだりするので
おのずとリスニング力がつきます

それから

「速く正確に読めるようになります」

働いている頃は
飛ばし読みの天才でした
ちゃんと読むのに値するかどうかを精査しながら
飛ばし読みしまくる、みたいな。

でも、多聴多読をしていると
音声があるので、どんなに音声スピードをあげたとしても
「飛ばす」ことはないのです

これは、専業主婦になってから
多読以外の英語学習はしていなかった私が
1年半後に受けたTOEICの点数が945点
リスニングが満点だったことからもわかると思います。

多聴多読でリスニング力もつくし
読み飛ばしてばかりいた私が
ちゃんと内容を把握しながら速く読めるんだなと
TOEICを受けてみて実感したのです。

私は大学時代から毎日2時間英語に触れることを
ずっと自分に課してきました

ビジネスで英語をある程度使えるようになっても
洋書は辞書なしでは読めなかった私が

「辞書は引かない」「わからなかったらとばす」という劇薬で
すすーっと読めるようになったのです

それも酒井先生や先輩方が
「その読み方で大丈夫。ちゃんと読めるようになるから」と
太鼓判を教えてくださったから
です。
(自分ではそんなこと考えもしないです!)

そして、今、私も多くのコミュニティのメンバーが
読めるようになっていくのを見て
「大丈夫です!」と自信を持って答えられるのです。

ポイントは、
「辞書を引かなくてもわかるレベルの易しい本をたくさん読む」
最初から難しい本を選んでは駄目です。

ぜひ、試してみてください!

○。.○。.○。.○。.

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