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1年前の今日 9

1年前の今日は、師匠(フィンランド旅に誘ってくれた友人)の友達カップルの家で目覚めた。

いい天気のからっとした朝だった。

朝食を軽く済ませて、荷造りをして出発。

今日はヘルシンキへ戻る。

ゆっくり街を回れるのは今日が最後だ。

友達カップルのKちゃんとJくんも眠い目をこすりながらお見送りしてくれた。

2人には本当にお世話になった。

お別れが寂しい。

また会おうねって約束をして、家を出た。

が、15メートルほど歩いたらJくんが追いかけてきた。

裸足で 笑

何事かと思ったら師匠が忘れ物をしていたので、走って追いかけてきてくれたのだ。

裸足で 笑

最後までやさしい。

再度お別れをして、路線バスに乗り込む。

フィンランドでは乗るバスが来た時に手を挙げて合図する。

この旅でバスに乗るのは最後だろうからと、師匠が合図をさせてくれた。

かっこよく手を挙げたつもり。

でもなんだかんだで、またバスに乗る機会あったけどね。

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バスターミナルに着いたら、今度は高速バスに乗り換える。

乗り場は聞かないとわからないので、適当に停まっているバスの運転手さんに聞いてみる。

行き先がヘルシンキだったけど、

「このバスは違うよ」

と言われる。

次は売店のお姉さんに聞いてみる。

朝早いのに笑顔が素敵で見惚れた。

5番の乗り場と教えてくれた。

またバスに揺られて、景色を見る。

緑と岩と湖。

この旅で何度も見たけど、これが最後かなぁ。

目に焼き付けとこ。

無事にヘルシンキへ到着。

まずカンピのロッカーへ荷物を預ける。

ここのロッカーもたくさん利用したな。

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いつも1番上のロッカーが空いて荷物を入れにくかったのだけど、最後に1番下を開ける方法を発見する。

もっと早く気づいておけばよかったー!笑

身軽になったら、最初は行ってみたかったスオメンリンナ島へ。

「いくらで乗れるんかなー?」

って料金探してたら師匠が、

「40ユーロ」

と一言。

「え?高くない?

今までの節約旅行(でもこれが楽しい)なんだったの?」

と思ったので、

「私1人で行ってくるから(島に行きたいと言い出したのは私)、師匠ほか見てていいよ」

と師匠に伝えると、

「いいじゃん、旅の思い出だよ!」

と言っている。

ちょっと申し訳ない気持ちで乗り場へ行くと、師匠がサっと係の方にスマホを見せた。

トラムなどに乗る時のチケットを見せている。

よくわからないけど、私も見せてみる。

…乗れた!

40ユーロは師匠の冗談だったらしい。

まぎらわしいじゃん 笑

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甲板の上で当たる風はとっても気持ちよかった。

浮かぶ島々をのんびり見ていると、あっという間にスオメンリンナ島へ到着。

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戦争をしていた頃の要塞がある。

平和なフィンランドだけど、戦争をしていた歴史もあったんだな。

今は行楽や観光地だけどね。

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いい時間なので、ランチがてらピクニック。

クロワッサンがやっぱり美味しい。

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写真を撮ったりお散歩したりして、ヘルシンキの街へ戻る。

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帰りの船を待っている間、鳥を追いかけて遊んだ。

帰りの船も風が気持ちいい。

甲板に出ていたお兄さんが、一生懸命カモメの写真を撮っていた。

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街に戻ってからは市場をうろうろ。

市場ってだけでキラキラして見える。

おいしそう。

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カウニステのショップを見つけたので、お土産を買った。

店員さんの笑顔がとてもかわいい。

カウニステの正面にヘルシンキ大聖堂があったので、近くまで行ってみた。

天気が良かったので、青空にとっても映えていた。

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この後はトラムに乗ってアラビアへ。

ファクトリーが何とお休み…!

ちょっとついてないな、と思いながらもショップの方へ。

フィンレイソンも一緒に入っている。

ここでもまたお土産を買った。

最後だし、ついつい買ってしまうね。

ほんとはお皿などもっと買いたかっだけど、この旅でたくさん買ったので、ここでは自分用は買わない。

見て楽しむ。

サービスのコーヒーをいただいた。

おいしい。

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最後にセカンドハンドのお店へ。

ここで移動にバスに乗る。

バス、さっきの最後じゃなかった 笑

ヤマハのエレクトーンがあってびっくり。

かわいいネズミの編みぐるみがご自由にどうぞコーナーにあったので、もらった。

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そろそろ遅くなってきたので、今日の宿へ。

明日の飛行機で帰るので、空港の近くまで行く。

電車で向かった。

電車に乗る前に師匠が一軒だけ見たいところがあるとのことだったので、私は荷物番をしながら駅で待つ。

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ヘルシンキはなんだかんだで人がたくさんいる街だった。

首都だから当たり前なんだけど。

師匠が戻ってきてから電車に乗り込む。

この車窓から見える景色も最後かなぁ。

やっぱり緑と岩。

見慣れた景色も明日でお別れだと思うと、寂しい。

目に焼き付けた。


宿に着いてから、晩御飯の買い出しへ。

買うときに最後は何を食べたいか師匠とよく吟味した。

最後の晩餐はスモークサーモン。

おいしい。

アイスも買って師匠と分け合いこした。

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明日は日本は帰るための飛行機に乗る。



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