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1年前の今日 11

1年前の今日は、日本に帰る飛行機に乗っている。

フィンランドに10日もいれるって長くてうれしいなぁと思いながら出発したけど、過ぎてしまえばあっという間。

もっといたかったなぁ。

また次回のお楽しみだね。

飛行機の中は人が少なくて、ゆったり。

みんな自由に席移動しちゃってたけど、いいんだ 笑

三列シートで真横になってくつろいでるお兄さんがいて、師匠(フィンランド旅に誘ってくれた友人)が

「マナー!マナー!」 

って言ってた 笑


フィンエアーは事前に注文しておけば、フィンエアー限定商品が買える。

注文したものが、乗ったときに座席に置いてあるのが嬉しい。

マリメッコのがま口ポーチを買った。

かわいい。

飛行機の中では師匠と旅の思い出話をたくさんした。

終始

「寂しいねぇ、もっといたかったねぇ」

って話をした。

師匠は何回来てもフィンランドが楽しくてたまらないみたい。

夏にフィンランドに来るのを楽しみにして1年頑張るんだって。

私は初めてのフィンランドで、もっとフィンランドのことを知りたいと思ったから、居れるものならもっとゆっくりしたかったな。


機内食は10時間乗ると2回出る。

1回目は和食。

酢の物にディルが入っていて、さりげない北欧感。

飲み物はひたすらお茶を飲む。

緑茶はちょっと恋しかったのでうれしい。

師匠はフィンランドビールを飲んでいた。

「フィンエアーに乗ったらやっぱこれだよ!」

って。

お酒が飲める人はいいなぁ。

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食後にコーヒーをいただいて、お菓子と一緒に写真を、撮っていたら師匠に

「その撮り方ださいよー」

と言われた。

こちら。

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うん、まぁださいかも 笑

2回目は洋食。

緑のペーストがおいしい(何だったのかよくわからない)。

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旅の間、食が細めだった私がもりもりと食べていたので、師匠驚く。

なんだか最後と思ったら食べれた。

客室乗務員さんがお口直しにファッツェルのチョコをくれるのも嬉しい。


師匠と喋ったり、寝たりしていると、朝が来たみたい。

でも時差のせいでどうゆう時間軸で朝が来ているのかあんまりわからなかったし、何時間起きっぱなしなのかももうよくわからない。

朝日は私たちの座っている列とは反対の列からは見えたみたい。

朝焼けは見ることができた。

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コテージで見た朝焼けを思い出した。

つい1週間くらい前のことなのになつかしい。

お昼寝とお喋りを繰り返していたら、日本に着いた。

空から見ても日本は日本の色をしている。

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フィンランドの空気が吸えるのはこの飛行機の中が最後だと思ったので、降りる前に大きく深呼吸した。

快適な空の旅をさせてくれた客室乗務員さんにありがとうを伝えて降りた。

日本の匂いがする。

このじっとりする感じも日本の夏だ。

なつかしい。

日本に帰ってきた。

無事に帰ってこれてうれしい。

空港で野菜ジュースを買って飲んだ。

なつかしい。

歯磨きをして、荷造りをして(ぼーっとしてたら早く荷造りしてと師匠に怒られた 笑)福岡の街へ。

空港から地下鉄乗り場まで、バスに乗る。

また空港内を移動するためのバスに乗った。

天神の街へ出る。

お昼に師匠の友人の日本在住フィンランド人・Yくんとランチをする約束をしていたので、それまで待つ。

師匠は疲れて公園で寝ていた。

私はその横ではとの写真を撮って遊んだ。

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待ち合わせの時間が近づいてきたので、待ち合わせ場所へ。

師匠の友人のだが、私も何度かあったことのあるYくん。

久しぶり。

彼はお昼休みに出てきてくれたので、さくっとお店に入る。

鶏南蛮定食を頼んだ。

この旅で1番がっつりした食べ物かも 笑

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フィンランドでのお土産話や、Yくんの仕事の話をした。

お昼休みはすぐに終わってしまうので、手短に。

お話もそこそこ、私は食べるのが遅いので急いで食べるのに必死だった。

必死感を出したくなかったから、普通を装ってたけど、ばれなかったかな?笑

お昼を食べ終わったら地元に帰る高速バスに乗る。

お昼休みをオーバーしていたが、

「少しくらいなら大丈夫だよ」

とYくんがお見送りをしてくれた。

やさしい。


バスに乗ってからは、私も師匠も着くまで寝ていた。

私、師匠の方にふらついていたけど、よだれを垂らしてなかったか心配 笑

ぎりぎりに目覚めたから、お別れはあっさり。

思い出をお話する会をしようねと約束して、師匠は先にバスを降りた。

去り際に、左手を軽くあげて去っていく後ろ姿がかっこよかったよ。

ほどなくして私もバスを降りる。

急に見慣れた景色になって、戻ってきた現実味が増す。

住み慣れた街で見慣れないキャリーバックを引っ張って歩くのは、現実と非現実が入り混じって不思議な気持ちだった。

家の前までたどり着いたけど、

「玄関を開けると旅が終わるな」

と思うとなかなか開けれなかった。

旅の思い出を振り返って、気が済んでから玄関を開けた。

「ただいま」

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