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1年前の今日 10

今日はいよいよ日本へ帰る。

朝、ヴァンター空港に近い宿で目覚める。

昨日の夜、師匠(フィンランド旅に誘ってくれた友人)とフィンランドでの思い出話に花を咲かせすぎて夜更かししたため、なかなか起きれない。

このカラッとした空気の中で目覚めるのも今日が最後か。

寂しい。

朝ごはんに食べたコーヒーヨーグルトも今日が最後だ。

すごく気に入ってたんだよね。

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午前中は近くの大きなスーパーへ最後のお土産買い込みに出かける。

バスに乗ってゆらゆら。

朝も早かったので、スーパーは空いていた。

ふらふらしていると、

「広いからはぐれると迷子になっちゃうよ」

と師匠から忠告が。

最後の最後に迷子なんて嫌だ…

師匠、お母さんかな?笑

まずは2階の日用品コーナーへ。

マリメッコやフィンレイソンの商品も置いてある。

日本では「ちょっといいもの」だが、フィンランドでは生活に根付いている。

いいなぁ。

ムーミンの絵が書いてある絆創膏や北欧柄のペーパーナプキンなどを買った。

ムーミンの折り畳み傘も欲しかったが、骨が弱そうだからやめておいた。

次は1階の食料品コーナーへ。

ファッツェルのチョコをこれでもかってくらいたくさん買った。

今私が食べたいくらいだよ 笑

自分用に、世界一不味い飴・サルミアッキも買った。

人にあげたら怒られそうだね 笑

たくさんカゴへ入れてレジへ。

レジのおばちゃん大変そう。

フィンランドのレジはIKEAみたいな、流れるレーンに自分で品物を置いていくスタイルなのだが、師匠と私の商品の境目に区切りのバーを置くのを忘れて、危うく一緒に精算になってしまうところだった。

師匠、ごめんね。

私の精算の時、何をどうしても持っていたカバンに全部入りそうになかったので、とっさにレジ横のエコバックを買った。

セーフ。

買い物が終わってからは宿に戻って荷造り。

毎晩せっせとしていた荷造りもこれで最後。

大変だったけど、寂しいなぁ。

2人で黙々と詰める。

荷造りが完了して出発。

宿の前で記念撮影をした。

電車に乗って空港へ。

電車も最後かぁ。

寂しい。

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空港に着いてからは大きな荷物は預けて、チェックイン。

師匠が

「どちらの行程も先にするから、後は見てまずやってみなさい」

とのこと。

師匠、育てるねぇ 笑

途中で躓いた時は助け舟を出してくれるけど、基本的には一人でさせてくれた。

「ゆっくりでいいから、しっかり説明を読みなよ」

って。

師匠、やさしい。

なんとか手続きを終えて、今度は関税の手続きへ。

ほんのちょっとだけど、支払った額が戻ってくるから有り難い。

日本語が話せるスタッフがいるところもあって、その人のことろが空いたので、日本語でやり取りができたので安心。

こちらも無事完了。

時間にちょっと余裕があったので、展望台で飛行機を見たいと師匠にお願いしてみたけど、

「そこまでの時間の余裕はないよ。次来たときにね。」

って。

師匠、やさしい。

少し時間つぶしに空港のお土産やさんなどを見て回って、出国手続きへ。

どこの国ににもあるのかどうかわからないけど、じっと立って顔の認証をするっぽい機械がなかなか通れなくて焦った。

師匠に

「じっとしてないからでしょ!」

って言われた。

お母さんかな?笑

焦るとそわそわしちゃうんだよね。

後は飛行機を待つのみ。

待ち時間にコーヒーとパンで昼食。

カルヤランピーラッカも最後かぁ。

寂しい。

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コーヒーはこの旅で初めて買ったかも。

フィンランド、コーヒー大国だったのにね 笑

師匠に

「コーヒーの買い方が面白かったよ。」

と言われた。

店員さんの言うことにやたらと深く頷いていたらしい。

待ち時間もフィンランドを離れるのがなんだか寂しくて。

やっと慣れてきたなぁと思っていたのに。

でもほんのちょっとだけ、勝手のわかる日本に帰るのも楽しみだったりして。

どんどん飛行機の時間が近づいてくるのが、複雑だった。

やっと時間が来そう!ってときに飛行機が遅れるアナウンスがかかって、嬉しいやら悲しいやら複雑な気持ち。

時間が来て飛行機へ移動する。

飛行機まではバスで移動。

空港内のバス移動初めてした。

飛行機に乗る前に乗り込むみなさんをパシャり。

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福岡空港につくのだけど思ったより乗る人が少なくて、

「福岡直行便なくなったら嫌だねぇ」

って話をしながら離陸を待つ。

離陸前ってやっぱりテンション上がってやたらと写真を撮りまくってた。

マリメッコのフィンエアーが隣にいて可愛かった。

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無事、離陸。

今から10時間で日本へ着く。

さよならフィンランド。

ありがとうフィンランド。

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