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ハローワークへ

現在、僕は25歳で実家暮らしのフリーターをしている。

工場でパートとして働いて、月11万くらいもらってる。

そろそろ将来のことが本気で心配になってきたので、別の仕事を探すことにした。

今の仕事は2年半くらいやってる。

前職(正社員)に比べてすごい楽だ。楽できるからとこの仕事選んだ。

楽なのは精神的にである。精神的に楽になることが、優先順位的に一番上だった。

そんな楽できるところにずっと浸っていたら自分がダメになっていくんじゃないかと最近、いやここ一年くらいずっと思ってた。

重い腰をようやく上げて、最近仕事探し始めた。

2~3週間前に良い求人見つけた。自宅からは遠いが、給与も休みも割と多くてホワイトっぽい会社だからそこに応募することにした。

決めたはいいが、ここからが長かった。

履歴書書くのに1週間。職務経歴書書くのに2週間。

そして、ようやく今日ハローワークへ紹介状もらいに行った。

本来今日は休みではなかったが、有給使って休んだ。

なんでハローワークは平日しかあいてないんだよー

ハローワーク行ったのも16時。遅い。

それまでは、格闘技(UFC)見てダラダラしてた。

いや、UFCはいつも真剣に見てるから!



ハローワークへ着いた。

整理券的なのもらって待ってたらすぐ呼ばれた。

僕の担当の人はわざわざ立って手を挙げた。こっちですよーって。

うわー、僕だったら恥ずかしくてできないわと思った。

担当の人はマスクしてた。僕も建物に入る前に、マスクつけるの忘れて、「あっ、マスク」と思って車に引き返してマスク付けてから入った。引き返してよかったと思った。

担当者と僕の間はビニール的なので仕切られていた。これは上質なビニールではないだろうと思った。薄っぺらかった。指紋やら皮脂やらがついてた。

担当者は50~60代と思われる女性であった。行く前から、若ハゲの男性をイメージして行ったので違って驚いた。違いすぎた。

その女性は、マスクしてるからほぼ目しかわからないが、小池百合子都知事に似ていた。しゃべり方もそんな感じだった。

僕はメモしていた求人番号を渡して、この求人に応募したいので紹介状くださいと言った。すぐに電話してくれるかと思ったが、名前とか生年月日とかその他もろもろ聞かれて面倒くさかった。

「資格はなにかお持ちですか?」と聞かれたときは困惑した。なにせフリーターになってから資格は6~7個取ったからだ。答えるのが面倒くさくて2個しか言わなかった。

元来僕は声が小さいのだが、それに加えてマスク。そして上質でないビニール、そして相手もマスクと音を届けるには非常に悪い環境。さらに担当者の声も小さかった。何度か相手に聞き返され、そして僕も何度か聞き返した。

ようやく担当者が応募企業に電話してくれた。その時も声が小さかった。僕が言える立場ではないが、「もっと大きな声で話せよ」と思った。僕の採用に響くのではないかと勝手に心配した。

ハローワークへ行くという仕事を終えてホッとした。

応募書類は明日出そう....。







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