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手帳コンプレックスを振り切ってからの、書籍掲載への話

はじめに

私が手帳を趣味として始めたのは2020年です。
厳密に言えば、幼い頃や若い頃も手帳自体は使っているのですが、" 趣味 " と意識して続けてみたいと思い、実行したのは初めて、という言い方をしています。


手帳を始めたいけど、実用的な使い方ができない・・・

手帳を始める以前の、2018年ごろのこと。
ぼんやりと何か『書くことを始めたいなあ』と思っていました。
そして、本屋さんへ行き、その時店頭で並んでいたバレットジャーナルの本を2冊購入してみました。

開いてみると、そこには子育てやお仕事で忙しく過ごす方々の手帳術が沢山並んでいたのです。
どうにか、自分にもすぐ実践できそうな内容はないかとページを捲り探すのですが、見当たりませんでした。
その時の私は「そうか、私は世間一般からだいぶ外れているのだな」と酷く落胆しました。

当時の私の事情と言えば、身体中に痛みが走ることで日常生活はそれこそ息絶え絶え、結婚こそして生活はできるものの、仕事を辞め、また医者からは「今の身体で十ヶ月お腹に子供を抱えるのは厳しい」というお言葉。

自分なりに、歩数を記録するのにバレットジャーナルを参考にしよう!など、気持ちを奮い立たせてMDノートを買い、記録したこともありましたが、続きませんでした。多分、そこまで楽しめてなかったのだと思います。
と言うか、自分なりの楽しみ方が定まらない・見つけられなかったのかな。
今振り返ると、いきなり見つけると言うのも難しい話なんですけどね。


" デコる " を楽しむだけでも良いじゃない

先ほども書いた通り、2020年に手帳を趣味として、SNSのアカウントも新たにスタートさせました。

手帳やノートを実用的に使えないコンプレックスを薄ら(本当はしっかり?)抱えたまま、それでも自分なりに楽しむことを続けました。

初めて書籍のお声がかかったのは、コロナで世の中が混乱している時期でした。
とても光栄で嬉しかったのですが、手帳自体をしばらくの間自分の手元から離さなきゃいけないことも悩ましく、その時はお断りました。
それが、手帳を始めて1年くらいした頃でした。今でも、お声がけいただいたことを、感謝しています。


自分が出せてる!と思えたトラベラーズノート

月日が経ち。
2023年になって、思いがけず、2社からの書籍掲載へのご連絡がありました。

一つは、最近記事に書きました、手紙舎さまのLETTERS。

そしてもう一つが、KADOKAWAさま。

『デコる! 学ぶ! 推す! 楽しいが広がる 趣味手帳のはじめ方』
という本なのですが、こちら、表紙にも載せていただいています。
一番上の左側です。

私自身は、書籍掲載自体よりも、自分らしさが存分に発揮できている、と自負しているものに注目してくださった、という事実がものすごく感激でした。

また、どちらも、トラベーラーズノートを掲載していただいた、というのも大きなポイントでした。

2022年の秋より、使う頻度が大幅に増えたトラベラーズノート。
自分の "好き" や " 楽しい " をめいいっぱい詰め込みました。


好きなように使えばいい、というより、自分に合うものを

私が言いたかったことというのは、2つです。

・それなりに、みんなどこか自信がなかったり、コンプレックスを抱えている

・みんながしていることよりも、自分にとって合うことや必要なことを

ただ、私自身、状況や体調も日々変化しているので、実用性を完全に諦めてはおらず、挑戦はしていく予定です。それが、" 楽しめる " 限り!

今は、素敵なシールなどの素材を使用してデコをしたり、自分で撮影した写真を記録に残すことが一番大切に感じます。

こちらはCanon SEPHY CP1500というミニプリンター


おわりに

ご紹介した書籍発売を記念して、私もYouTubeに動画をupしました。

写真を思い出として、手帳に残すための工夫について解説しています。

また、私が普段トラベラーズノートを仕上げていく様子も動画にしています。

よろしかったらぜひ、見にきてくださいね。

みなさんの、自分らしい手帳やノートライフが、輝いていますように。

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