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映画『恋におちたシェイクスピア』から学ぶライフ・コーチング ~現状の延長ではスコトマは外れない~

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『恋におちたシェイクスピア』を観ました。

その恋がシェイクスピアのスコトマ(認識の盲点)を外したのだと思います。


おはようございます。
とこま(tokoma)です。

ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点による映画『恋におちたシェイクスピア』からの学びを書かせていただきます。

今回の学びは、

現状の延長ではスコトマは外れない

です。


お話しはこんな感じです。

16世紀末のロンドン。スランプに陥っていた劇作家シェイクスピアはオーディションにやって来た一人の若者トマス・ケントを追ってとある屋敷へたどり着く。
そこには以前、芝居の最中に目を留めた美しい女性ヴァイオラの姿があった。シェイクスピアと彼を信奉するヴァイオラはたちまち恋におちてしまう。
燃え上がる恋心が創作意欲をかき立てたのか、シェイクスピアの台本は急ピッチで仕上がって行き・・・。
(「allcinema」より一部引用 https://www.allcinema.net/cinema/85030)


スコトマがかかっていたシェイクスピア

スコトマとは盲点です。
もともとは眼科用語ですが、認識にも盲点があります。

私たちは目の前にある全てのものが見えていると思っています。しかし実際には認識できているのは全体のごく一部なのです。

何かにロックオン(ひとつのものに注目)していると、他のものごとが認識できなくなる作用があります。

すでに劇作家として実績のあるシェイクスピア。

長いスランプに陥っていたのは、スコトマが働き、今まで以上の作品を書くことができなかったからだと思います。

そのスコトマを外すきっかけになったのが、ヴァイオラとの恋でした

当初は喜劇作品の台本を書くことを依頼されていたシェイクスピアでした。そのこともスコトマが働いていた要因だったのかもしれません。

ですが、ヴァイオラとの恋愛をとおして、恋愛悲劇の名作を書き上げることなります。


スコトマを外すには

人間が高いパフォーマンスを発揮するときは、コンフォート・ゾーンの中にいるときです。

しかし、コンフォート・ゾーン(居心地が良い空間)だけに、その中はスコトマが起きやすい環境でもあります。

ですので、ときどきコンフォート・ゾーンを広げたり、外れたりすることが必要となります。

馴染みの環境を変えることを物理的に行うこともできます。

ですが、それはハードルが高いと感じる方には想像力を使う方法をおススメします。

想像力を使って、自分を縛っているイメージの外に出るのです。

今のコンフォート・ゾーンの外側にいる自分を映像化してみましょう。

実際にやったことがなくても、行ったことがなくても、映像化することによって、馴染みのない場所をコンフォート・ゾーンにするのです。

例えば、想像力をフル活用して、今まで行ったことのないどこかへ出かける、ということから始めてみるのもいいと思います。

このように映像化することをビジュアライゼーションといいます。

このビジュアライゼーションを繰り返すうちに、コンフォート・ゾーンの外側を馴染みの場所に変えていきましょう。

私たちにはもともと想像力を備わっています。

そのことを信じて、新しい未来の自分を創り上げていきましょう。



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。















アカデミー作品賞はじめ7部門受賞。若き日のシェイクスピアを虚実を織り交ぜて華やかに描き、ヒロインを演じたグウィネス・パルトロウがアカデミー主演女優賞に輝いたラブロマンスの名作。16世紀末のロンドン。スランプに悩んでいた人気劇作家のシェイクスピアは、富豪の娘ヴァイオラと恋におち、創作意欲をかきたてられ「ロミオとジュリエット」を書き始める。互いの思いは深まるが、ヴァイオラには婚約者がいたのだった…。

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