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イヤな記憶を手放す方法 〜不快な思い出を薄れさせる5つのステップ〜

おはようございます。
ライフ・マネジメント・コーチの「トコマ」です。
いつもありがとうございます。

今回は僕が生活の中に取り入れている「イヤなことを忘れるため方法」を紹介させていただきます。


僕たちの日常生活には、時として忘れたいと思うような不快な出来事や記憶が存在します。

そうした経験は、私たちの心に重くのしかかり、前向きな思考や行動を妨げることがあります。

ここで紹介する「イヤなことを忘れるためのワーク」は、そんな不快な記憶を効果的に薄れさせるための方法です。


このワークは、苫米地英人氏が考案した手法を基にしています。

その目的は、不快な記憶を一旦視覚的にイメージし、それを段階的に小さくして消し去ることにあります。

以下のステップで実践してみましょう:

  1. 一度忘れたい記憶を頭の中に描く:
    まず、忘れたい記憶をテレビ画面に映った映像として想像します。

  2. 映像を加工する:
    その映像を白黒にし、さらにノイズを加えて画面をぼやけさせます。

  3. 映像を小さくする:
    映像を画面の右下隅に移動させ、豆粒ほどの大きさまで縮小します。

  4. 映像を取り除く:
    頭の中で手を伸ばし、その小さな映像を取り出してゴミ箱に捨てます。

  5. 映像を消し去る:
    ゴミ収集車がそのゴミを回収し、空を駆け上がって宇宙の彼方へ消えていく様子をイメージします。

このワークは、短期記憶のうちに実行することが最も効果的です。

不快な出来事があったら、できるだけ早くこの方法を試してみましょう。

記憶は最初「海馬」に一時的に保存され、その後「大脳新皮質」に長期記憶として移されるため、短期記憶の段階で対処することが重要です。


もし、長期記憶となってしまった場合は、繰り返しこのワークを行ってください。

不快な記憶を思い出すたびに繰り返し行うことで、徐々に記憶が薄れていく効果が期待できます。

このワークを重ねるうちに「何を忘れようとしていたかすら思い出せない」状態になるというのが、実践している僕自身の感想です。


最初のうちは、イメージ操作が上手くいかないかもしれません。

そんな時は、実際に手や指を動かしながらイメージすると効果的です。

また、ゴミ収集車が空を駆け上がる様子など、少し遊び心を持って想像力を膨らませることで、より楽しみながらワークを行えるでしょう。


このワークを通じて、不快な記憶に振り回されることなく、より前向きな心持ちで日々を過ごせるようになる人が増えたらいいなあと思ってます。

ただし、深刻なトラウマや心の傷を抱えている場合は、専門家のサポートを受けてくださいませ。


記憶は、僕たちのアイデンティティの一部であり、全ての経験には意味があると思っています。

このワークは、不快な記憶を完全に消し去るのではなく、その影響力を和らげることが目的です。

そうすることで、過去の経験から学びつつも、それに縛られることなく前に進む力を得られるでしょう。

ぜひ、自分なりのやり方を見つけながら、この方法を活用してみてください。

より軽やかな心で、充実した日々を過ごせることを願っています。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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