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そのタスクが重要かどうかを判断するための方法 ~ゴール視点からのラベリング~

客観的に且つクールに、考えて分けてみる!


おはようございます!
とこま(tokoma)です!

苫米地式コーチング認定コーチ取得に向け
日々学びを深めております!


今回、参考にさせていただく本はこちらです。

『ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス(認知科学)』
(著者: 苫米地英人、イラスト:藤沢涼生 出版社: サイゾー (2019/1/29))


ビジネスでのパフォーマンスを高めるための優先順位のつけ方が、この本の中に書かれていました。大変参考になると思いますので、紹介させていただきます。


「ゴール視点でどれくらい重要か」を考える

仕事の重要度は「自分のゴールから考えたとき、どれくらい重要か」という尺度に統一して判断しましょう。
そのための方法がラベリングです。目の前のものごとに、心の中で「ラベル」を貼って分るするテクニックです。
ここで使うラベルは、「T」「Nil」「D」の3種類だけです。
「T」はtrue(真実)を表すラベルで、自分のゴールに関係のあることに貼ります。ポジティブなことだけでなく、ゴール達成の妨げになる要因も、ここに含まれます。妨げについては対処法を講じましょう。
「Nil」はプログラミング言語で「値なし」を意味します。自分のゴールとは関係のことには、このラベルを貼ります。
「D」はDelusion(雑念)を表します。ものごとを「自分のゴールと関係があるか否か」という尺度だけで判断するべきところに「T」でも「Nil」でもない感情が湧いてきたら、このラベルを貼ります。
『ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス(認知科学)』より

あなたのもとには、いろろなタスクが舞い込んできます。それぞれのタスクに対して、これらの3つのラベルを使って分類します。

このラベリングはできるだけ時間をかけずに、情報が入ってきた瞬間に行います。あくまでも客観的にクールに行うのがコツ。


とは言ってもサラリーマンですと「Nilかも?」的な仕事をしなければいけない場面もあるかとは思います。

そのときはもう一度「組織のゴールから考えたとき」の視点で考えてみてはいかがでしょうか?

いきなり取りかかるのではなく「客観的&クール」に、そして最初のうちは多少が時間がかかったとして「考えて分類」することが大事です。



ラベリングした後に

まずは「D」を減らすようにしましょう。

次に「Nil」の頻度下げましょう。
「Nil」のラベルが貼られるタスクの内容は、「have to(やらなければ)」だからです。

さきほども言いましたが、サラリーマンですと「Nil」的なタスクをなくすことは難しいと思いますので、頻度を下げるように意識してみましょう。

最終的には「T」だけになれば、生産性が高い状態なっているはず。なぜなら、それはゴールに関係したタスクだからです。



続けることで

このテクニックには次のような効果も期待できるとのことです。

このテクニックは、タスク分類・整理に役立つだけではありません。客観的な判断を瞬時に行い続けることにより、前頭前野が鍛えられ、思考の抽象度が上がります。ラベリングは、IQを高めるトレーニングでもあるのです。
最初のうちは、1時間限定でも構いません。慣れてくれば、脳が常に無意識のレベルでラベリングを行っているようになります。
『ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス(認知科学)』より



いかがだったでしょうか?
今週も忙殺された一週間を過ごされた方は、是非とも参考していただけるとうれいしいです。

この週末に今のタスが「組織のゴールから視点」と「自分のゴールから視点」から見て、どれに分類されるのか考えてみてはいかがでしょうか?
分類のコツは客観的&クールです。

その際には、手書きでひたすら書き出してみることが個人的にはおすすめです。

その方が、パソコンで書くより「ひらめき」や「気づき」が多い感じがします。

手書きで書きだすことで、ごちゃごちゃした中から何かが生まれてくるという感覚があります。理由は自分でもまだ解明できておりませんが。

まずはこの週末にリラックスして考える時間を確保してみましょう!


本日、参考にさせていただいた本はこちらです。
『ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス(認知科学)』
(著者: 苫米地英人、イラスト:藤沢涼生 出版社: サイゾー (2019/1/29))

今回紹介したこと以外にもビジネスに直結する考え方やテクニックが紹介されています(ビジネスだけでなく実生活にも役立つ内容でもあります)。
ご興味のある方は是非お手に取っていただければと思います。


この度も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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