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サンパウロ美術館の思い出 〜有名作品との偶然の出会いに鳥肌〜

こちらはブラジルにありますサンパウロ美術館です。

おはようございます。
とこま(tokoma)です。


Amazon Photosにスマホに入りきらない昔の写真を保存しています。このなかにサンパウロ美術館の写真をみつけました。

今回はサンパウロ美術館を訪れた話を書かせていただきます。

サンパウロ美術館 
(ポルトガル語: Museu de Arte de São Paulo) は、ブラジルにサンパウロにある、南半球屈指の美術館である。
サンパウロ美術館は、中世から現代に至る各時代の西洋美術の名品を数多く収蔵している。 アメリカ合衆国およびヨーロッパの美術館以外で、これほど質が高くまとまった西洋美術のコレクションを持つ美術館は他になく、そのために「奇跡の美術館」と称されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「奇跡の美術館」と称されている、とは知りませんでした。


ブラジル出張に行くときは、土曜日のフライトで成田空港を出ます。移動時間は約24時間なのですが、時差の関係で翌日日曜日の朝にサンパウロに到着。そして、月曜日からお客さんを訪問するというスケジュールです。

日曜日はお客さんにとっても家族と過ごす大切な時間。ですので、ひとりで過ごすことが多いです

この時間を使って、安全と時間を考慮しつつ移動できる範囲で街を歩きます。

自分のホテルの近くにある観光地を探しているなかで、サンパウロ美術館をみつけました。

訪れて本当に驚きました。
教科書に載っているような有名な美術家の作品がたくさん展示されているのです。
そのレベルの高さに終始「すごい!」とつぶやいていました。


こちらは2013年に訪れたときの写真です。
一緒に出張していた同僚に美術館をバックに撮ってもらいました。


この2013年に訪れたときに、超有名な画家の作品が期間限定で展示をされていました。

入口にアルファベットでその名前が書かれてありましたが、聞いたこともない名前でしたので、特に気にしていませんでした。
1階でチケットを買い、エレベーターで上にあがります。

そして、入口右の特別のスペースに展示されていたのが、

フェルメールの『青衣の女』だったのです。

入口に書かれていた名前は ”Vermeer” 。
これをフェルメールとは私は読めませんでした・・・。

英語読みだとヴァーマァーって読むんでしょうか。ヴァーマァーって誰だろうと思ってましたから。

フェルメールってこのように書くんですね。オランダ語なんでしょうか。勉強になりました(苦笑)。


仕事の関係で地球の反対側の場所へ行き、空き時間にたまたま行ったサンパウロ美術館。

そこで出会った『青衣の女』

自分の運の良さとこの絵に出会えたことの偶然に心の底からの鳥肌が立ちました。

作品は「小さい絵なんだなあ」というのが第一印象でして、それ以外のことは驚きと興奮のせいかあまり覚えていません。

以上が、サンパウロ美術館でもっとも強く残っている思い出です。


フェルメールをヴァーマァーと読んでしまうほどの美術知能指数の私です。
そんな私でも名前だけは聞いたことのある画家の作品がたくさん展示されています。
おすすめの美術館です。

これほどの数の有名画家の作品が一つ場所に展示されていることが奇跡と感じてしまいました。

作品を通して、200年、300年前もしくはそれ以上前の画家と同じ時間を共有しているわけです。そう思うと言葉ではいい表すことのできない不思議と感動を覚えます。


最初の感動が忘れられず、計2-3回は訪れたかと思います。

治安に不安のあるサンパウロではありますが、美術館の場所は安全な場所にあるとは感じました。地下鉄で移動できる範囲です。ガイドブックを頼りに(今ならグーグルマップで)行けるかと思います。

南半球屈指の奇跡の美術館、とのこと。
サンパウロへ行く機会があれば是非寄ってみてください。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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